大澤朝子の社労士事務所便り

山登りと江戸芸能を愛する女性社労士が、
労使トラブル、人事・労務問題の現場を本音で語ります。

◆観光資源はPRしない? 岐阜県

2014年05月20日 10時11分41秒 | 近況
遡ること今年のゴールデンウィーク。

今年は、岐阜城(岐阜市内)へ行ってきました。

埼玉から東名高速を飛ばして岐阜県へ。
宿は、岐阜市内の「立派な岐阜県庁」の傍。

岐阜に着いてまずしたことは、岐阜駅の2階にある「観光センター」へ。
しかし、そこには、手持無沙汰の従業員が2~3名いるだけで、
岐阜県産の工芸品や岐阜県の観光PRのものなどは一切なし。
(パンフレットなどは少し置いてあります。)
閑散としたフロアーには、観光客はゼロ(訪問日5月4日)。

これだけのフロアーがあるならば、もっと岐阜県をアピールする観光資源の
宣伝をしたらどうですか、と思ってしまいました。

岐阜県と言えば、美濃焼、美濃紙、関の刃物など、伝統的工芸品はたくさんあるのに・・・。

その点、お墓参りに帰る「秋田」は、秋田駅からして県内の物産を売る「土産物店」が
秋田駅2階のフロアーの大部分を占めている。
駅の近くにも「物産センター」があり、観光客が買い物をしている。
各飲食店では、秋田名産の「いぶりがっこ」「稲庭うどん」「きりたんぽ」などを
食すことができます。各店に地元の特産品を提供する「気概」が感じられます。

最近2度ほど観光で行った「金沢」もしかり。観光資源を生かした街づくりが感じられます。
「食」も豊富で、金沢の野菜や日本海で採れた海産物を提供してくれます。
市民も「観光客」を歓迎する「気遣い」があり、観光客が歩いていると、車は道を譲ってくれます。
これなどは、観光客を大切にしてくれる「京都」と似たところがありますね。

その点、「岐阜県」には、がっかり感がありました・・・。

あれだけの「立派な県庁」の建物があるのに、観光資源などには見向きもしない
のでしょうか。伝統的工芸品だけでなく、歴史的遺産も豊富な岐阜県。
金沢以上に観光資源はたくさんあると思うのでうが・・・。

さて、「岐阜城」は流石の一言に尽きます。

遥か見上げる「金華山」山頂にあった山城中の山城「岐阜城」。
現代では、頂上まではロープウェーか登山でしか行かれません。
岐阜城下の公園は、金華山を資源としているのでしょうか。
まるで「白糸の滝」さながら、岩盤から清水が湧き出て川に注いでいます。
街中なのに、ここは自然の宝庫。歴史の宝庫。

一度は行ってみたい歴史的・自然的遺産です。
岐阜県の観光PRの寒さは別として、
来年のゴールデンウィークにも、もう一度岐阜城は再訪してみたいと思います。

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