健康100話（338）：メディアからの情報で健康がおかしくなっていく！３Ｓ政策の害！

先日テレビを見ていた時、とんでもない程「辛い」ラーメン屋が紹介されていた。
そこまでは、よくある話だが出てきた「ラーメン」が「食品」とは思えない汚い感じがした。

見た目には、まったく食欲をそそらないラーメンだが、出演者（タレント）が食べてみると、「辛さの奥に甘みを感じる」と表現して、「以外と美味しい」ってイメージを訴えていた。

そして、その店は結構流行っている。

香辛料は、使い方によっては「中毒性」を生みだし、美味しいとは思わないけどつい通ってしまうって事はちょくちょくある。
私、中学生の頃に２５０円のカツカレー（メニューはこれだけで、サラダ付き）に通ったことがる。
その店も、美味しいって訳じゃないけどとにかく辛かった。

さらに他の番組では、「ソフトクリームにマヨネーズをトッピング」なんてやっていて、これを食べたタレントが「以外にあう～」なんてやっている。

こういう、レベルの低い情報を流し、日本人の「味覚」がおかしくなり、健康が害されていく．．．。

最近の子供が「ご飯/米」を食べなくなっているという。
これは、「食品添加物」の取り過ぎや、科学調味料の味にしか「美味しい」と脳が反応しなくなっているという説がある。
ご飯とおかず、そして味噌汁という日本の食卓の光景が崩れていることと、病人が増えている事は決して無関係ではない。

メディアが、「面白ければ良い」「意外性のある」とかを優先せず、もっと誇りを持った番組作りをしなければ、日本人の健康が被害になるという事を理解して頂きたい！。
（これはテレビだけでなく、出版業界にも言えます）

情報を発信する側は、常に影響力を考えて頂きたい！。
自分たちの都合に良い「数字」ばかり追っかけ、その結果レベルの低い「刺激的な内容」は大変危険だという事！！。

戦後、アメリカが日本に持ち込んだ「3S政策/SEX,SCREEN,SUPORTS」が、７０年経った今、大きく実を結んだ結果なんだろう。
「飽食」「便利」「快適」「娯楽」を与え続ける事によって、日本人の崇高な精神性を破壊する為に、ゆっくり時間を掛けてこと細かく広げられたこの政策に、多くの人に氣づいてもらいたい。