健康100話（687）：インフルエンザの流行は悪ではない！

数年前から「インフルエンザ」という名称の前に「新型」がついた時から、何故毎年大流行するのでしょう？。
それ以前は、ここまで大流行する事（しかも毎年）は無かったように思うのですが…。

10年という時間があれば、社会や自然は大きく変化します。
「新型」がついたのは10年も前ではありませんが、７年～８年の時間が経ったでしょうか。
その時間の経過の中でウィルスが強靭になったのか？。
それとも私たちの身体に変化があったのか？？。
連日報道されるインフルエンザの猛威を考える時、「対応法」ばかりを伝えるマスコミ情報に頼らず、原因の根幹を考える事が、いま１番必要なことだと思います。


私が考えを一言で説明すると「弱く」なったと思うのです。
インフルエンザウィルスが、体内に入って暴れやすい環境になってしまったと表現するのが正しいのですが、その体内環境の変化とは？？？。

①身体が酸性化している
TPPがスタートして、早くも牛肉の輸入量が４倍になったそうです。
今でさえ、街の外食産業は「肉料理」の店が増えています。
海外では「菜食」が伸びているのに、日本は逆行する流れが加速しています。
TPPは日本に「肉バブル」をもたらす勢いなのですが、これだけ「肉」を食べていると、当然身体は酸性に傾きます。

身体は弱酸性が理想なのですが、これだけ「肉」「脂」が身体に入り込むと酸性に傾くのは仕方が無いこと。
肉料理中心で、さらに「大盛」「メガ盛り」「ギガ盛り」など、大量に肉が身体に入ることは、インフルエンザウィルスが身体に入った時に、良い環境を提供する事につながります。

食生活だけでなく、ストレスによっても身体は酸性化に傾きます。
仕事、人間関係などのストレス。
最近ではネットや電気製品の仕様による「テクノストレス」も見逃せません。

常に人とつながっているストレスは、目で見て判断する事が難しい為、なかなか気づきにくい事。
時には電源を切る勇気も必要な時代に入っています。

②身体が冷えている
忘年会や新年会で、冬はお酒の席が多くなります。
ビール、チューハイを飲む機会が増えますよね。
これらのドリンクは冷えています。

更に、自宅の冷蔵庫の中には「アイスクリーム」「ジュース」など冷たい物がストックされてませんか？。
昔、アイスクリームは季節の商品で「夏」にしか買えませんでした。
ところが、いまは年中買うことができます。

今の親は、平気で子供に冬でもアイスやジュースを与えます。
ジュースなどは、食事の時に与える人も多数いるようです。
これって、実は「親」が食べたい（飲みたい）のではないでしょうか？。

自分の欲を満足させたいから購入し、子供にも与えているように思うのです。
子供のうちから、身体を中から冷やし続けるとどうなるでしょう？。
免疫力が低下し、病気に対して弱い人間になってしまうと考えないのでしょうか？。

今回の文章は？がやたらと多いですが、私にはそんな親の考えが理解できません！。

今は子供のうちから、生活習慣病が発生する事が激増しています。
アレルギーも深刻なレベルで発生しています。

これは、親の「無知」が大きく関係していると思うのです。
親として知らなければいけない事を知らないでいる事の怖さは、今後日本の国民数激減につながってしまう重大事項。
知らないでは済まされないという自覚を持てる社会にしていかなくてはいけません。

「身体の酸性化」「冷え」、これらを無意識に作り出してしまう現代生活。
これに対して「警告」してくれているのがインフルエンザの猛威だと理解すると、治し方も考え直さなくてはいけません。
そして、適切に「経過」させると身体の酸性化が止まり弱酸性に戻ってくれます。

つまり、インフルエンザの猛威は「悪」ではなく、考えと行動を正す機会を与えてくれた「味方」だと理解する事ができます。

強制的にダウンさせ、日頃の悪習慣を絶たせる事によって、身体を正常に戻す時間を提供してくれているのです。
薬で症状を抑えるだけでは、ことの本質を掴む事はできません！！。
マスコミよ、本質を伝えなさい！。
医療ビジネス、ワクチンビジネスに加担する情報は信じなくてもいいと思います。