日々の事から

日々のあれこれ
by Kirari

読書記録

2018-07-15 23:02:28 | 
『覆面作家は二人いる』 北村 薫 著 2018.7月中旬頃読了

北村 薫さんの本は時代背景が近代くらいなところがあって好きだ。
文章は、どの本を取っても、読んでいる途中で時々戻らなくてはならないことがあるので、私が了解したい時点で書かれていない表現があると思われる。
この本はある深窓の令嬢が作家志願で推理能力が高いが、世間に出ると両極端な性格になってしまう面白みがある。
この本は、その覆面作家シリーズと呼ばれる第1冊目。深窓の令嬢と小説を編集する側の担当とのあれこれ。発行は平成9年。北村さんを読み始めたのが数年前からなので随分前に面白い本が出ていたことに驚いたが、平成9年‥私は赤ん坊を育ててた時期だから読書なんて疲れ切って時間なかったな、と納得。

他にも面白い本はあったが、とりあえずこのシリーズは面白いので、早速古本屋に注文し、大人買いをした(笑)

表紙の高野文子さんも『りぼん』という少女誌に出た頃からのファンである。人の表現、ストーリーが面白い。『るきさん』とか、大好き。


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