『平凡』 角田光代 著 2022.3. 8読了
平凡っていうのは最も難しい。そして手に入っていると、『もっと良い状況があると思う』なんて欲深く思ってしまう人もいるだろう。
斯く言う私も、5年くらい前にある状況に巻き込まれ平凡を逃してしまった。本当に『得難い平凡』を意識し始めた頃だった。困った人がいたので、平凡を感じられる自分は余裕があると勘違いした。他人を救うなんて状況には手を出すべきではない典型例だ。全く憂うべき事態。お陰で振り回され、体調も崩し、なのに一方的に巻き込んだ当人は幸せを掴むっていう由々しき事態。なんで私がダメージを受けるわけ?未だに理解できないのだ。
平凡って手放すと取り戻すのに苦労をする。しかも巻き込んだ奴が幸運を掴むなんて割に合わない。地獄に堕ちろと繰り返し頭に浮かび、そんなこと何度も思っていたら、こっちに病巣ができていた。人を呪うと、何とかっていう物質が出ているらしいし、老衰で死ねるタイプの人間じゃないと癌とか普通に変異しちゃうらしいよ。
だから、人に温情は禁物だね。つくづく馬鹿馬鹿しいから。
眠れないとか悩んでいるとか言ってたって、こっちの都合は顧みないのだ。メンタルとかのプロに任せとけばいいよ、そんなやつの対応は。
今の職場にも居るけど、ある程度の雑談しても改善されないから放置である。以前と共通して感じるのは、他人がどう捉えるか想像することができないようだ。30過ぎてあんなでは発達障害だろうと思う。自分のことばっか話し、ひと様の時間を何時間も無駄にして平気で、自分はいかに大変か努力してるか。
見かねた人から非難されると『○○さんにこう言われたからしないようにする』だとか。子供か。
平凡を身につけるべく努力すべきだ。他人はどういうタイプがいるか、他人はどうしてそういうことをしているのか、気づいても気づかない振りをすることも大事である...そんなことが解るようにならないと。
自分の意識がすぐに外側と触れるひとはダメだね。残念ながら。
感想とは言い難くなってしまった。この本にも色んな『平凡』が書かれている。世の中、色んな奴がいるもんだ。
読書が好きなので、自分以外の人間の思考を学ぼうと、たくさんの本を読んできた。
文章は言い切り系な感じであっさりしてるが、まあ、雑然とした人々のドキュメンタリーって思えばこんなもんかな。
角田光代さんは、アンソロジーみたいな本でしか読んだことがなかった。ある知人が好きで読んでいると聞いていたのだが、読もうと思う機会がなかった。
次はどうしようかな。
平凡っていうのは最も難しい。そして手に入っていると、『もっと良い状況があると思う』なんて欲深く思ってしまう人もいるだろう。
斯く言う私も、5年くらい前にある状況に巻き込まれ平凡を逃してしまった。本当に『得難い平凡』を意識し始めた頃だった。困った人がいたので、平凡を感じられる自分は余裕があると勘違いした。他人を救うなんて状況には手を出すべきではない典型例だ。全く憂うべき事態。お陰で振り回され、体調も崩し、なのに一方的に巻き込んだ当人は幸せを掴むっていう由々しき事態。なんで私がダメージを受けるわけ?未だに理解できないのだ。
平凡って手放すと取り戻すのに苦労をする。しかも巻き込んだ奴が幸運を掴むなんて割に合わない。地獄に堕ちろと繰り返し頭に浮かび、そんなこと何度も思っていたら、こっちに病巣ができていた。人を呪うと、何とかっていう物質が出ているらしいし、老衰で死ねるタイプの人間じゃないと癌とか普通に変異しちゃうらしいよ。
だから、人に温情は禁物だね。つくづく馬鹿馬鹿しいから。
眠れないとか悩んでいるとか言ってたって、こっちの都合は顧みないのだ。メンタルとかのプロに任せとけばいいよ、そんなやつの対応は。
今の職場にも居るけど、ある程度の雑談しても改善されないから放置である。以前と共通して感じるのは、他人がどう捉えるか想像することができないようだ。30過ぎてあんなでは発達障害だろうと思う。自分のことばっか話し、ひと様の時間を何時間も無駄にして平気で、自分はいかに大変か努力してるか。
見かねた人から非難されると『○○さんにこう言われたからしないようにする』だとか。子供か。
平凡を身につけるべく努力すべきだ。他人はどういうタイプがいるか、他人はどうしてそういうことをしているのか、気づいても気づかない振りをすることも大事である...そんなことが解るようにならないと。
自分の意識がすぐに外側と触れるひとはダメだね。残念ながら。
感想とは言い難くなってしまった。この本にも色んな『平凡』が書かれている。世の中、色んな奴がいるもんだ。
読書が好きなので、自分以外の人間の思考を学ぼうと、たくさんの本を読んできた。
文章は言い切り系な感じであっさりしてるが、まあ、雑然とした人々のドキュメンタリーって思えばこんなもんかな。
角田光代さんは、アンソロジーみたいな本でしか読んだことがなかった。ある知人が好きで読んでいると聞いていたのだが、読もうと思う機会がなかった。
次はどうしようかな。