日々の事から

日々のあれこれ
by Kirari

どうして、今?

2022-03-14 23:02:38 | 日記
ロシアのプーチン氏は、どうして今、ウクライナを攻めているのだろう?
ウクライナ侵攻と、パラリンピックの競技に頑張る人々が、どうしても同じ時間の話だと思えない。
オリンピックでドーピングが問題視された腹いせ? そんな短絡的な想像をしてしまう。そのくらい、なんで始まったかピンと来ないのだ。

民族の複雑な事情は知らないし、日本も国内で争いをしていた時代があるから口を出せる立場じゃないけれど、本当の情報を流さず、ただ兵士をウクライナに送って、銃を持たない民間人を犠牲にして...
手に入れようとする国の設備をめちゃめちゃにして...
画像を見るだけで悲しくなる。

日本人もかつての戦争でたくさんの人が亡くなった。
私たちは生き延びた人間の子孫である。
日本人が受けた被害を親族から聞いている。
ロシア人は、戦後、国境を越える家族に銃を向け、散りぢりになった中から女を探し狼藉を働いたりしたそうだ。
そんな事実を知って頭に血が昇ったが、平和な現代の日本に観光に来たロシア人を襲ったりしていないだろう? して欲しいのか?
ロシア人を迫害してほしいの?
しないでしょ? 国交も大事だから。

今の時代に戦車や核で相手を脅かす人間が居るなんて信じられない。
原子力発電所を攻撃するなんて馬鹿げている。

SDGsを誇らしく掲げるタイプでもないけど、地球は借り物だよ?
人間は地球上で器用に発達した生物だけど、地球には他にもたくさんの命が住んでいる。
今の時代に自分の権力をかざして富を得ようとする考え方が信じられない。
地球規模で考えたら、生かされている自分がいかにちっぽけな存在か解らないのか?

即刻、侵攻をやめて欲しいものだ。
寒い国でインフラも止まって食料もない場所で苦渋に満ちた人を想うのはとてもつらい。

つらい人々が1分でも早く救われますように...
地球で生かしてもらっている生物が、他の種を尊重して助け合いますように...
自分の過ちに気がついて心を入れかえることができますように...


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読書記録📖

2022-03-13 15:40:51 | 
『しょっぱい夕陽』 神田茜 著 2022.3.13読了

『エフの壁』『肉巻きの力』『バナナの印』『もえぎの恋』『かみふぶきの空』の五話が入っている。
どのストーリーも中年の悲喜こもごも。読み終わった後で帯を見たら『48歳年女・年男たちの5つの奮闘』と書かれていた。
身近な世代で共感を覚えるが、ますます自分はどこにでも居る存在なんだろなーっと実感した。
目立つことをやっている人も、同じ調子で生きていけるわけがない。周囲も飽きるし、本人も持久力ないだろうし。そう思うと自分流で生きていくのが無理がなくていいだろう。
目立たなくても自分はこれ。
職場ではこれ。
スーパーではこれ...。
演じ分ければ大抵のことは済んでいく。
本来の自分を知るのは、本当に近しい人だけで良いのではないだろうか?
適度に社会と繋がる自分を演じ、自分の世界観は漏らさず守っていく。
先回読んだ本のように、平凡さが大事である。

神田さんらしく、ドキドキする場面が多かった。平凡な生活を書くストーリーせも、読者に『え。これ、どーなるの?』と思わせてくれるところが神田さんだ。
これも読みごたえある1冊だった。

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読書記録📖

2022-03-08 12:04:53 | 
『平凡』 角田光代 著 2022.3. 8読了

平凡っていうのは最も難しい。そして手に入っていると、『もっと良い状況があると思う』なんて欲深く思ってしまう人もいるだろう。
斯く言う私も、5年くらい前にある状況に巻き込まれ平凡を逃してしまった。本当に『得難い平凡』を意識し始めた頃だった。困った人がいたので、平凡を感じられる自分は余裕があると勘違いした。他人を救うなんて状況には手を出すべきではない典型例だ。全く憂うべき事態。お陰で振り回され、体調も崩し、なのに一方的に巻き込んだ当人は幸せを掴むっていう由々しき事態。なんで私がダメージを受けるわけ?未だに理解できないのだ。

平凡って手放すと取り戻すのに苦労をする。しかも巻き込んだ奴が幸運を掴むなんて割に合わない。地獄に堕ちろと繰り返し頭に浮かび、そんなこと何度も思っていたら、こっちに病巣ができていた。人を呪うと、何とかっていう物質が出ているらしいし、老衰で死ねるタイプの人間じゃないと癌とか普通に変異しちゃうらしいよ。
だから、人に温情は禁物だね。つくづく馬鹿馬鹿しいから。

眠れないとか悩んでいるとか言ってたって、こっちの都合は顧みないのだ。メンタルとかのプロに任せとけばいいよ、そんなやつの対応は。
今の職場にも居るけど、ある程度の雑談しても改善されないから放置である。以前と共通して感じるのは、他人がどう捉えるか想像することができないようだ。30過ぎてあんなでは発達障害だろうと思う。自分のことばっか話し、ひと様の時間を何時間も無駄にして平気で、自分はいかに大変か努力してるか。
見かねた人から非難されると『○○さんにこう言われたからしないようにする』だとか。子供か。
平凡を身につけるべく努力すべきだ。他人はどういうタイプがいるか、他人はどうしてそういうことをしているのか、気づいても気づかない振りをすることも大事である...そんなことが解るようにならないと。
自分の意識がすぐに外側と触れるひとはダメだね。残念ながら。


感想とは言い難くなってしまった。この本にも色んな『平凡』が書かれている。世の中、色んな奴がいるもんだ。
読書が好きなので、自分以外の人間の思考を学ぼうと、たくさんの本を読んできた。
文章は言い切り系な感じであっさりしてるが、まあ、雑然とした人々のドキュメンタリーって思えばこんなもんかな。
角田光代さんは、アンソロジーみたいな本でしか読んだことがなかった。ある知人が好きで読んでいると聞いていたのだが、読もうと思う機会がなかった。
次はどうしようかな。


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