会社への通勤は天気の良い日はもっぱら自転車通勤になり、帰り際に天候が崩れた場合でも
あきらめが付くほどの自転車通勤者(ツーキニストと言うらしい)に成長を遂げました。
そんな訳で、今日も通勤には自転車を使用しましたが、毎日の通勤の中で川の土手の上を走るポイントがあるのですが、
毎日犬を散歩している方々を追い越したり、すれ違ったりする訳ですが、毎日ほぼ同じポイントで出会います。
■相手への期待は程々に・・・
毎日の事ですから、散歩されている相手方も徐々に私を認識してくれて私の行動を読んでくれるようになります。
≪あっ、いつもの自転車のあんちゃんだ!コイツは自分の右側から追い越していくから左に避けてやるか!≫など。
そして、散歩をしている犬の手綱を私が追い越す前に引いてくれて犬を押さえたりしてくれます。
手綱を離して散歩されている方は、待て!の指示を出して犬を留めたりしてくれていますが、そのタイミングが少し遅れると
犬の本能を刺激してしまい、私が犬に吠えられながら追いかけられることになります。
まぁ、それも少しの距離ですから大したことではないのですが、今日の帰り道は犬ではなく、猫にビックリしました。
渋滞を遠くに見ながら、自転車は気楽でいいな~などと携帯電話で写真を撮影して得意気に自転車を漕いでいましたが、
薄暗い裏通りでそれは発生しました。
その通りは、通勤時も通るちょっとしたショートカットコースなのですが、朝も猫達が脇で陽に向かって休んでいる光景を見ていました。
しかし、いつもきまって夜は猫の姿がありませんでしたので、私も帰宅時は猫の存在をすっかり忘れていました。
ちょうど、そのポイントに差し掛かったところで物陰から黒い物体がササッと私の先を横切りました。
次の瞬間に、私の自転車の目の前に猫が飛び出してきました!!!
私は咄嗟にブレーキレバーを強く切り握り込んでいました。(多分左のブレーキレバーの方が握る意識が強くありました)
何とか猫を引かずに済みましたが、その後に良く考えてみると、猫は道路を渡ったはずなのに戻って来たのは何かおかしい・・・
多分、私の自転車の走行音に猫が驚いて戻ってしまったのでしょうか?
なんとも!!!即座に急ブレーキで間一髪回避出来ましたが、私は≪猫は道路を渡るもの≫と勝手な認識していましたので
かなりビックリ!咄嗟のブレーキは後輪ロックブレーキになってしまいました。(当然体も引けませんでした)
これが教習所の急制動試験でしたら完全に不合格ブレーキでしたね。
猫も私も何事もありませんでしたから良かったものの、思い込みにはくれぐれも注意しなければと、
自分に言い聞かせたのは言うまでもありません。
自分の都合の良いように解釈する事や、勝手に相手に期待してしまうことが良くありますが、これはいけませんねぇ。
気をつけます!