eつれづれ管理者(66kV特高SS、化石の電気主任技術者)

電気の出来事を技術者向けに適宜up中。
質問等はコメント欄にて。

B種接地抵抗値の計算

2013年07月22日 | eつれづれ
高圧ケーブルが長いと1線地絡電流も多くなるがB種接地抵抗値は低くなる事が判る。
低くなりすぎると中々、接地抵抗値を確保するのにコストがかかる...定数600にすれば抵抗値は大きくなり容易となる。



JR配電盤の火災

2013年07月22日 | eつれづれ
山形県のJR北山形駅構内で20日、配電盤が燃えた火災は羽前千歳駅に隣接する変電所の架線にヘビが接触して回線がショート、高圧電流が北山形駅の配電盤に流れ込んだことが原因とみられることが、JR山形支店への取材で分かった。
同支店によると、変電所の架線下で、感電したとみられるヘビの死骸が見つかった。この影響で、21日も朝から山形新幹線で上下20本が運休・区間運休し、奥羽、左沢、仙山各線も計107本が運休・区間運休となった。
22日も朝から山形新幹線が山形―新庄駅間で18本運休するほか、奥羽、仙山、左沢各線も区間運休する。各線が通常運行に戻るまで1週間程度かかる見通しという。
北山形駅構内では、6月16日にも架線にハクビシンが接触、山形―羽前千歳駅間で約8時間25分、今回同様に信号機が切り替わらなくなるトラブルがあった。


66kV側でなく二次側20kVの方での地絡事故なのか...変電所の碍子まわりに小動物よけを考えないとダメの様だ。迷走した電流は大地を伝って一番弱い機器に昇りパンク、火災となったか。


ねじれ解消なる参院結果でる

2013年07月22日 | eつれづれ

第23回参院選が21日、投開票された。自民党は改選34議席からほぼ倍増し、現行の選挙制度のもとで最多だった2001年(64議席)を上回る65議席を確保した。公明党は11議席を獲得。自公両党は非改選を含めて参院の過半数(122議席)を得た。一方、民主党は改選44議席から大幅に減らし、1998年の結党以来最低の17議席にとどまる惨敗。共産党は01年以来12年ぶりに選挙区で議席を獲得した。日本維新の会とみんなの党は改選議席を上回ったものの、伸び悩んだ。
参院選は、昨年12月に発足した第2次安倍政権にとって初めての審判だった。自民党は安倍政権の経済政策「アベノミクス」の景気浮揚効果を強調。衆参両院の多数派が異なる「ねじれ」状態が解消し、安倍晋三首相は政権基盤を強化した。
首相は21日夜、党本部で記者団に「国民に『決められる政治を進めていけ』と背中を押していただいた」と述べ、アベノミクスが信任を得たとの認識を表明。TBSの番組で「成長戦略を進めていくことができるかが問われている。古い自民党に戻ったら、党の未来はない」と決意を表明した。
自民党は改選数1の1人区のうち岩手と沖縄を除く29選挙区で勝利を収め、改選数2以上の複数区では、千葉、東京で公認2人が当選するなど候補者全員が勝利。比例代表でも18議席を確保し、01年以来12年ぶりに「比例第1党」になった。
公明党は埼玉、東京、神奈川、大阪の4選挙区で全勝した。比例は7議席を獲得し、選挙区と合わせて改選10議席を上回った。与党は参院の全常任委員会で委員の半数を確保したうえで、委員長を独占できる安定多数(129議席)も超え、「成長戦略実行国会」と位置付ける秋の臨時国会で主導権を握る。
一方、民主党はこれまで最低だった01年の26議席を大きく下回った。候補者を立てた19の1人区で全敗、自民党と議席を分け合ってきた複数区も他の野党が侵食。東京では現職が落選し、結党以来、首都で初めて改選議席を失った。比例は7議席で、過去最低の01年(8議席)に及ばなかった。
昨年の衆院選で54議席と躍進した日本維新の会は、選挙区の獲得議席が大阪と兵庫にとどまり、比例と合わせても8議席。みんなの党も埼玉、神奈川など4選挙区で勝利したものの、10年参院選で獲得した10議席を下回る8議席だった。
自民、みんな、維新3党の合計議席は81で、新党改革を含む非改選(62議席)と合わせると143議席になり、参院で憲法改正の発議に必要な3分の2(162議席)に近づいた。首相は今後、「加憲」を掲げる公明党を含めて、改憲の環境整備を図る。
共産党は東京、京都、大阪の3選挙区で議席を獲得。比例と合わせて改選3議席から8議席に倍増した。社民党は比例で1議席を確保したが、改選2議席は維持できなかった。生活の党は小沢一郎代表の地元・岩手でも敗北し、議席ゼロ。みどりの風も議席を獲得できなかった。


国民は、極論すると経済、TPP、原発他の論点など、ドウデモ良く、ねじれを解消させて安定政権に期待した結果だった。ようやく反対、反対の野党ではダメと危機感をもった。
TPP反対の農協、百姓も応援した候補者も落選、こんな形も無い政党に期待せざるを得ない困惑、TPPの流れも止まらない。自民に反旗を...農協陳情あからさまにNO、解体も視野に入った。社民、生活、みどり、みな吹き飛んだ...鹿野元農水も比例でも落選、こんなものに色気だして出馬、晩節汚してトホホの引退だ。みな元、前先生、サル以下の厳しい人生が待っているが、程なく名前すら忘れられるだろう。