社民党福島党首 辞意表明へ
社民党の福島党首は、参議院選挙で大敗した責任を取りたいとして、党の常任幹事会で党首を辞任する意向を表明することになりました。
社民党は、先の参議院選挙では、護憲や脱原発、格差社会の是正などを訴えて、党勢の回復に努めましたが、比例代表の1議席にとどまり、これまでで最も少ない獲得議席となりました。これについて福島党首は「党首が責任を取らないわけにはいかない」として党首を辞任する意向を固め、25日午後開かれる常任幹事会で表明することになりました。
社民党は9月にも全国代表者会議を開くことにしており、福島氏は参議院選挙の総括を終えたうえで、この場で辞任する方向で調整が進められる見通しです。
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ここに来て社民の福島党首も辞任表明...選挙する度に議席を減らし、今回も1議席だけとなり、もう風前の灯火状態となった。犬の遠吠えの如く、国政には届かなかった。
現実を見ないで進み、幾度か連立に入ったものの、結局は反対、反対でゴリ押しだけ、そして理想だけを追い綺麗事だけの政党でしか無く国民の支持を得られなかった。
かつての社会党は野党第1党で頑張っていたのだが...刺された浅沼稲次郎は強烈な印象だった。
-------人材不足でマトモな後任は居ない現状、山本??フー!!。
社民党の福島瑞穂党首が25日に引責辞任したのは、党勢衰退に歯止めをかけるために体制を刷新せざるを得ないという点で、福島氏自身も含めて党内が一致したためだ。しかし長年、党の看板を務めた福島氏の後任選びは難航必至で、党は存亡の機に直面している。
福島氏は25日の記者会見で「労働組合などの固定票に代わる新たな人とのネットワークや新陳代謝がなかなかうまくいっていない」と厳しい状況を認めた。しかし、知名度抜群の福島氏に代わる人材は党内には見当たらない。当面は又市征治幹事長を党首代行とする異例の対応を強いられた。
福島氏は「脱原発など社民党の活動はかけがえのないものであり続けている」と強調。脱原発を掲げて参院東京選挙区で当選した無所属の山本太郎氏に統一会派結成を呼び掛けたことも明らかにした。
だが、参院選では同じ脱原発や護憲などを掲げる共産党に自民党への批判票が集まった。菅義偉官房長官は25日の記者会見で「かつては自民党に対する一大勢力で日米安保に反対だったが、その旗を降ろすなかで国民の理解が得られなくなった」と指摘し、過去の政策のブレが党勢衰退の根本的な原因だと指摘した。