白鑞金’s 湖庵 アルコール・薬物依存/慢性うつ病

二代目タマとともに琵琶湖畔で暮らす。 アルコール・薬物依存症者。慢性うつ病者。日記・コラム。

Blog21・二代目タマ’s ライフ395

2024年09月29日 | 日記・エッセイ・コラム

二〇二四年九月二十九日(日)。

 

早朝(午前五時)。ピュリナワン(成猫用)とヒルズ(腸内バイオーム)の混合適量。

 

朝食(午前八時)。ピュリナワン(成猫用)とヒルズ(腸内バイオーム)の混合適量。

 

昼食(午後一時)。ピュリナワン(成猫用)とヒルズ(腸内バイオーム)の混合適量。

 

夕食(午後六時)。ピュリナワン(成猫用)とヒルズ(腸内バイオーム)の混合適量。

 

一日一度は必ず遊んでやらなければ。

 

元気な時も元気がなさそうな時もさほど遊びにこだわらず大人しかった初代タマと違い、食欲が満たされると遊んでほしがって人間に付いてくる二代目。

 

いたずら好きの反面とても甘えん坊。

 

しかしぬいぐるみと一緒に移動する癖は生涯変わらなさそうに思えるほど動く際はいつも共に持ち運ぶ。

 

タマが玄関マットに置いて枕がわりにしているぬいぐるみを飼い主がリビングへ持ってきて遊んでやった後、しばらくして探してみるとまた玄関マットの上に置いて枕がわりにしている。

 

特に害のない癖なのでそのままにしておこう。

 

黒猫繋がりの楽曲はノン・ジャンルな世界へ。ティコ。四年ぶりのアルバムタイトルは何とインフィニティ・ヘルス。パンデミックや大規模化する地域紛争などがあるわけで、それを考えると驚くほど違うとは思わないけれども、ポスト・ロック、インディ・ダンスといった路線の中でとりわけストレートにダンスへ傾斜した印象。ヘルス(健康)とダンス。というよりヘルスは常にダンサブルでもあるというべきか。


Blog21・味わい方の重層性

2024年09月29日 | 日記・エッセイ・コラム

日本では「ペリーヌ物語」として知られている「家なき子/家なき娘」。原田ひ香は次のようにいう。

 

「ペリーヌは母親ゆずりの語学力を活かして社長である祖父に近づくことができ、ラストは工場の環境改善にも携わる、シンデレラストーリーになっている。でも今の私からすると、まわりの少女たちが疲れ切ってその日暮らしになんの疑問も持たず熟睡する中、『ぜんぜんお金が残らないわ』といち早く気づいた、彼女の知性や未来を予測できる力の方が語学力よりも大切なように思う。一方、同じ部屋で明日をも知れず、こんこんと眠る少女たちとの差に、どこか残酷さも覚えるのだ」(原田ひ香「ペリーヌの卵とパン」『群像・10・P.103』講談社 二〇二四年)

 

これも当たり前だがひとつの「おいしそうな文学」特集の中の一節。

 

小説の中で「食べる」シーンを描くのはことのほか難しいだろうと思うのは読者も一緒だ。物理的に困難だとか不自然過ぎるとか理由はさまざま考えられる。

 

とはいえしかし、例えば飢餓に襲われれば何を食べても「おいしい」かも知れないとは誰しも考えるとしてさえ、それが実に「旨そう」に描けているかどうかはまた別の話。原武史が大岡昇平「野火」に触れているが、あの「塩」がどうしてあれほど「うめえ」のか。大岡昇平が書き方を「知っていた」あるいは「野火」を書き上げるまでのどこかで「知った」のでなければああは出来なかったに違いない。

 

さて原田ひ香のエッセイに戻ると最初にモンゴメリ「赤毛のアン」やオールコット「若草物語」といった作品名を記している。食べ物がよく出てくるので有名だが、また「それだけについての本もある」。もう少しで十月。こんな文章がある。

 

「グリーンゲイブルズの十月は美しい。窪地(くぼち)のカバノキの葉は金色に、果樹園(かじゅえん)の裏手のカエデの葉は夕陽と同じ鮮(あざ)やかな赤に色を変える。小道沿いのサクラの葉は深紅(しんく)色から緑がかった青銅色まで、さまざまな色合いにみごとに染(そ)まっていく」(モンゴメリ「赤毛のアン・P.162」二〇〇六年 西村書店)

 

この章のタイトルは「キイチゴのシロップ」。

 

ところで「それだけについての本」も実は家にある。

 

「赤毛のアンの手作り絵本Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ」(白泉社 一九九五年)

 

今年の三月に亡くなった母が買って持っていた。去年の春の終わり頃から癌でじわじわと食欲がなくなりただ眺めるだけになってしまっていたが最後まで大切にしていた。

 

先に引用した「グリーンゲイブルズの十月」の光景。今はカナダのモントリオール近郊に「メープル街道」という観光名所が整備されていて訳文に近い雰囲気が味わえるようだが、「赤毛のアンの手作り絵本Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ」のⅢ巻に「カナダ風メープルシロップ・パイ」が紹介されている。うちはお金持ちでも何でもないのに母はメープルシロップが欲しいと言い出した。欲しいと言うのなら食べられるかもと願って思いきって買ったのだが、見る見るうちに体力を消耗していく中で一日ごとに激しい衰弱に見舞われ食欲を奪われてしまうため結局食べることはできなかった。

 

それはそれとして、メープルシロップを使ったパイがカラー写真で載っている。何かの小説でただ単に食べる描写だけだったとしたら本当にそれだけで「おいしく」思えるだろうか。写真をみるとパイ自体は頁の下半分を占めるにとどめてあり、上半分は薄く青みがかった磁器で揃えた紅茶セットが映っている。そうして始めて「おいしい(かも知れない)」と思えるわけだが、今の日本ではよほど特別なことでもない限りとても無理な気がしてくるというほかないのが色んな意味で残念な気がする。


Blog21・「今日のあ〜と」第一部終了のお知らせ

2024年09月29日 | 日記・エッセイ・コラム

おかげさまで100個達成した「今日のあ~と」。

 

実のところ100まで行くとは思いも寄りませんでしたが、暑い夏だったなあ、絵以外のところで思わぬ出費が重なってきたなあと、そんなことを考えてもいたわけでなかなか集中できるような環境を作れなかったのも事実です。

 

理想の絵というよりそれ以前の生活環境を整えるのに時間を取られてしまう毎日になるという本末転倒ぶりでした。

 

ところでリハビリは毎日続けるのが基本なのですが、ほとんど同じものばかり描いていると気持ちが行き詰まってきたりすることがあります。

 

そんな理由もあり100個をひとつの区切りとしまして今後は何かほかのアイデアを絵にできたらと思っています。

 

いつになれば再開できるかわかりませんが、それまで「あ~と」はしばらくお休みしたいと考えています。

 

なお再開する際にはいつものように予告なしにいきなり始まりますのでご了承いただけたらありがたいです。

 

見ていてくださったみなさんのご支援のほどありがとうございますと改めて感謝いたします。

 

では。


Blog21・アルコール依存症並びに遷延性(慢性)鬱病のリハビリについて929

2024年09月29日 | 日記・エッセイ・コラム

アルコール依存症並びに遷延性(慢性)鬱病のリハビリについて。ブログ作成のほかに何か取り組んでいるかという質問に関します。

 

読書再開。といっても徐々に。

 

薬物療法は現状維持。体重減量中。

 

節約生活。

 

いつまで続くのか

 

当分は続く物価高

 

当分っていつ頃まで

 

分からないね、ともかく日本をがんじがらめにしてるくびきがどうにもあの有り様じゃねぇ

 

音楽を楽しむ時間(電気料金)も削減中。