白鑞金’s 湖庵 アルコール・薬物依存/慢性うつ病

二代目タマとともに琵琶湖畔で暮らす。 アルコール・薬物依存症者。慢性うつ病者。日記・コラム。

Blog21・二代目タマ’s ライフ476

2025年02月17日 | 日記・エッセイ・コラム

二〇二五年二月十七日(月)。

 

早朝(午前五時)。ピュリナワン(成猫用)とヒルズ(腸内バイオーム)の混合適量。

 

朝食(午前八時)。ピュリナワン(成猫用)とヒルズ(腸内バイオーム)の混合適量。

 

昼食(午後一時)。ピュリナワン(成猫用)とヒルズ(腸内バイオーム)の混合適量。

 

夕食(午後六時)。ピュリナワン(成猫用)とヒルズ(腸内バイオーム)の混合適量。

 

飼い主さ、タマの写真撮っとくの忘れてたでしょ?

 

いやいや忘れてたんじゃなくて予定してた日があいにくの曇り空で翌日もかんばしくなくてさ。二階のベッドの上をうまく日差しが通り過ぎてくれる時間って短くて朝の十五分くらいだし。さらにこの一週間ほどは季節の変わり目で天気が不安定だからもうちょっと様子をみよう。

 

まあ予定は未定っていうらしいけど。でも時々お客さんが来るからさ、こう見えてもタマは毎日丁寧に毛繕いして待ってるよ。

 

っていうか猫は毎日毛繕いするだろ、ふつう。で、写真撮る前にベッドのシーツをコロコロできれいにするのは飼い主の役目なんだけど、きれいになったシーツにあったかい日差しが広がるとよほどうれしいのかベッドに乗るやころころ転げまわってあっという間にまた毛だらけにして。

 

まあね。けど最近なんだか毛の色艶が良くなってきたような気がする。

 

確かに。たぶんキャットフードの組み合わせがたまたま体質に合ってくれたのかなと。保護されてすぐ引き取った時は両目とも目やにだらけでなんにも見えてなくてね。目が見えるようになるまでの目のケアと洗顔とを一日三度づつ何日かかけてやったんだ。飼い主だから当然だけど。だんだん目が見え出したと思ったらキャットフードは缶詰しか口をつけてくれなくてこのままでは破産すると思いつつ少しずつカリカリに変えていくまで思いのほか時間がかかった。

 

覚えてない。

 

そんなもんだけどさ。で、ようやく落ち着くかなと見てたら今度は病気発症・手術で大阪へ何度か通った。飼い主が四半世紀かけて貯めてた医療費から融通した。

 

ん~覚えてない。

 

まあ、そうかもしれない。その時に耳ダニがいるって発覚してその掃除にまたしても病院へ連れてった。

 

忘れたなあ。

 

猫だから仕方ない。それはそれとして毛の色艶だけど今年の一月半ばくらいからかな、変わってきたのはよくわかるよ。

 

食べ物で変わるんだ?

 

だね。ただ単に食べて寝てるだけじゃなくて寝る時間帯が決まってきたことと食後の遊びも結構走り回って体使うほうだし。欲を言えばもう少しいたずらしないでいてくれたら言うことないんだけど。いまだに夜な夜な色鉛筆かじってるだろ?

 

黒猫繋がりの楽曲はノン・ジャンルな世界へ。エセル・ケイン。ジャンル化すればダーク・アンビエントということになるのだろう。現実がホラーを越えてしまっている世界でもしホラー映画がまたひとつ作成されたとしよう。その映画音楽が今や日常化した現実のホラー性に揺さぶりをかけるほどの音楽になり得るかどうか、おそらく無理なのではという諦観ただよう昨今。そこで映像はいったん別として、現実生活の開き直った明るすぎる暴力的ホラー政治が横行する中で、大人たちのマッチョでありながら時おり無防備な首筋にオルゴールを持った無表情な幼児が背後からチーニングの壊れた音でじわじわ疵を刻みつけ次第に内部から滲み出てくる痛みを浸透させつつ、ホラー化した現実に微々たるものだとはいえ確かに違いのあるダークな世界のことを思い出してはくれまいかと耳を傾けさせる方法についてこのごろ考えていた。できるとすればありふれたゾンビではなく幽霊的なもの。明瞭なノイズではなく息も絶えだえに擦れ去っていく廃墟のリヴァーブ。


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