ほぼ一週一ネタgoo

2016年の投稿を最後に滞っていたブログを提供元の閉鎖を機に引っ越し。今後の更新は不明瞭。

迷子のひよこ

2007-12-15 14:41:27 | 家庭
そんなわけでいろいろ苦労した、保育園のクリスマス会の出し物も無事終了。

どんな思考の流れで、どんなことをやったのか書いてみよう。
まず、最初は、保護者会としては、特別出し物をする予定はなかった。まあ、それもいいんじゃないかと思っていたのだが、とあるお母さんが、なんだか着ぐるみを借りられるという話になり、で、ウサギの着ぐるみが着たいというのだ。

なんというか、そういう意欲は買いたい、と、保護者会会長が言う。俺もそう思う。で、一週間前くらいに、俺に相談が来たというわけだ。

最初の話では、着ぐるみはウサギとタヌキで、そうなるとかちかち山かなぁなどと、漠然と思っていた。で、最初は、顔まで隠れる着ぐるみだと思っていたらしいのだが、どうもそういうものでもないらしい。

まあ、いろいろ材料が揃えば、考えもまとまるかなあと思ったので、保護者会会長に、出られる人と、どんなものが他に集められるか聞いてみた。

結局、ウサギとタヌキとニワトリと怪獣とひよこの着ぐるみが借りられるという。
で、出られるメンバーは、10人くらい。

さあ、そこからいろいろ考えた。

着ぐるみ、人数、そして、練習は出来ないから、直前まあ10分くらい打ち合わせをしてできるもの。で、できる限りウケたい。(このへんがやらしいよね)
いやいや、子どもたちに喜んで欲しい!(いや子どもなんてのは、着ぐるみ出てきただけで喜んじゃうからね)

でまあ、どうしようかと考えた。ただ着ぐるみで歌を歌うという手もある。
替え歌にするという手を考えた。しかし、替え歌はよほど上手につくらないと、初見に近い状態で歌うのは難しい。

で、繰り返しフレーズのある歌を思い浮かべた。最初に思い浮かんだのは「山賊の歌」。知ってる人は知ってると思うのだが「あーめ、あーめ、が降れば、が降れば、小川、小川、が出来、が出来・・・」ってやつ。

でもこれは意外と知らない人もいるかも知れない。そこでもう一つ思いついたのが「森のくまさん」これなら知らない人はいないだろう。

あとはどんな内容にするかだ。まあ、出てくる順番としては、怪獣最後かなぁと。ん? 待てよ、ひよことニワトリがいるのか、んじゃひよこが迷子になってお母さんを捜す話にしよう。すると最後に出てくるのはニワトリか、で、最初はひよこ。

結局、森のなかで散歩の最中、お母さんとはぐれたひよこが、いろいろな動物に出会って、そのたびに「あなたはぼくのお母さんですか?」と聞く、そんな話にしようと思った。

登場人物が覚えるセリフは一つだけ。ひよこの台詞は上に書いた一種類。それぞれの動物はその質問に答える台詞一種類だけ。

あとは、ナレーションと歌で内容を説明すると。

ひよこはニワトリの子なので、三歩歩くといろいろ忘れちゃう、ということにして、みんなに質問するのだ。

結構ウケた。と、思う。