ベンチの下にヒトデが落ちていた。
こんな風に書き出すと、不条理短編小説のようだが、本当の話である。確かにそこは久慈である、沿岸である。海も見えている。しかし、そこにはテニスコートと、野球場と、ちょっとしたアスレチックみたいなのがあるだけで、海辺ではない。
それなのにヒトデが落ちていた。まあ、生きてるやつが動いてたらそりゃとんでもないことだけど、干からびてたからねぇ。なんでこんなところに来ちゃったかね。ヒトデも。自分で来たわけじゃないだろうから、誰かに連れてこられたんだろうけど。
早朝に弁当を作り、お昼代を節約しつつ、リニューアルなったもぐらんぴあへ行ってみた。以前来たのは7年前。心なしか以前よりやる気が感じられる。
こんなのまで売ってる。受付のそばに置いてあったので、つい「いやあ、ほやアイスかぁ、なんでほやをアイスにしちゃったかなぁ」などとつぶやいていたら、受付のお姉さんが「でも、ほやが一番おすすめですよ」と教えてくれやがった。
他のラインナップは「アワビ」「カキ」「カニ」「ホタテ」。どうして海の生き物アイスにしちゃうかなぁ。青森のアスパムに行ったとき「ナマコ」があって、どうしてナマコまでアイスにしちゃうかなぁと思っていたら、久慈でも同じことを! 作ってるのは石巻。
でも、食べちゃいました。ちょっとリキュールが効いていて、アイスそのものは美味しく、後味にほや独特の香りが残ります。ほとんど4歳児の息子が食べてしまいました。酔っぱらってはいなかったようです。
その後、ヒトデが落ちていたベンチでお昼を食べ、以前来たときに行きそびれた「久慈琥珀博物館」にも足を伸ばした。桜も満開で、博物館のレイアウトなどもなかなかいい感じだった。これなら行った甲斐がるというもの。さすがに商売やってるところだけある。
そして今回の本命、土風館へ向かう。ここはついこの間オープンした、道の駅久慈の施設で、物産や山車の展示などがある。2階には「レトロ館」、ここを見に行ったわけです。展示の監修を舞台美術でおなじみのO内さんがやっていて、どうしても見ておきたかったのだ。
以前盛岡で「ぼくらの時代展」とかやってたときに、期間が長いからいつでもいいやと思っていたら、見逃してしまった。まあその復讐ですな。O内さんらしく、あちこちにちょっとした冗談が埋め込んである。
この日は、久慈の方言を使った紙芝居だかなんだかもあったらしいのだが、時間の関係で見逃した。それでも、展示の点数は圧巻だった。おもちゃから生活雑貨、看板まで、その価値については良くわからないが、集めた情熱と時間と労力とお金についてはどう見ても尋常じゃないものがある。まあ、見て損はないだろうな。
あとは、音かな。音楽でも良いけど、何となくそういう時代を感じさせてしまうような音が流れていたらさらに異次元感が増すと思われる。
帰りにはそこのスーパーみたいなとこで、ちょっとした海産物なども買い、帰宅の途についた。そういやそこの唐揚げ弁当が激安だった。268円だったかな。とにかく300円しない。
今回も三船十段記念館はパスでしたね。
こんな風に書き出すと、不条理短編小説のようだが、本当の話である。確かにそこは久慈である、沿岸である。海も見えている。しかし、そこにはテニスコートと、野球場と、ちょっとしたアスレチックみたいなのがあるだけで、海辺ではない。
それなのにヒトデが落ちていた。まあ、生きてるやつが動いてたらそりゃとんでもないことだけど、干からびてたからねぇ。なんでこんなところに来ちゃったかね。ヒトデも。自分で来たわけじゃないだろうから、誰かに連れてこられたんだろうけど。
早朝に弁当を作り、お昼代を節約しつつ、リニューアルなったもぐらんぴあへ行ってみた。以前来たのは7年前。心なしか以前よりやる気が感じられる。
こんなのまで売ってる。受付のそばに置いてあったので、つい「いやあ、ほやアイスかぁ、なんでほやをアイスにしちゃったかなぁ」などとつぶやいていたら、受付のお姉さんが「でも、ほやが一番おすすめですよ」と教えてくれやがった。
他のラインナップは「アワビ」「カキ」「カニ」「ホタテ」。どうして海の生き物アイスにしちゃうかなぁ。青森のアスパムに行ったとき「ナマコ」があって、どうしてナマコまでアイスにしちゃうかなぁと思っていたら、久慈でも同じことを! 作ってるのは石巻。
でも、食べちゃいました。ちょっとリキュールが効いていて、アイスそのものは美味しく、後味にほや独特の香りが残ります。ほとんど4歳児の息子が食べてしまいました。酔っぱらってはいなかったようです。
その後、ヒトデが落ちていたベンチでお昼を食べ、以前来たときに行きそびれた「久慈琥珀博物館」にも足を伸ばした。桜も満開で、博物館のレイアウトなどもなかなかいい感じだった。これなら行った甲斐がるというもの。さすがに商売やってるところだけある。
そして今回の本命、土風館へ向かう。ここはついこの間オープンした、道の駅久慈の施設で、物産や山車の展示などがある。2階には「レトロ館」、ここを見に行ったわけです。展示の監修を舞台美術でおなじみのO内さんがやっていて、どうしても見ておきたかったのだ。
以前盛岡で「ぼくらの時代展」とかやってたときに、期間が長いからいつでもいいやと思っていたら、見逃してしまった。まあその復讐ですな。O内さんらしく、あちこちにちょっとした冗談が埋め込んである。
この日は、久慈の方言を使った紙芝居だかなんだかもあったらしいのだが、時間の関係で見逃した。それでも、展示の点数は圧巻だった。おもちゃから生活雑貨、看板まで、その価値については良くわからないが、集めた情熱と時間と労力とお金についてはどう見ても尋常じゃないものがある。まあ、見て損はないだろうな。
あとは、音かな。音楽でも良いけど、何となくそういう時代を感じさせてしまうような音が流れていたらさらに異次元感が増すと思われる。
帰りにはそこのスーパーみたいなとこで、ちょっとした海産物なども買い、帰宅の途についた。そういやそこの唐揚げ弁当が激安だった。268円だったかな。とにかく300円しない。
今回も三船十段記念館はパスでしたね。