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日常訓練

2007-05-10 00:16:57 | 芝居
昨日の稽古で、Tちゃんに「そこら辺はもっとびっくりして」と言ったのだが、なかなかびっくりしてもらえなかった。

Tちゃんは、自分でもその辺のことが理解できたのかどうかわかんないけど、職場でびっくりする練習をしてみたらしい。

ちょっとしたことで、驚いたような反応をしてみたのだそうだ。同僚とか、そういった人たちには、何も突っ込まれなかったようだけれども「ちょっと変だったかも知れない」と、自分で述懐していた。

そんなTちゃんの持ち味は「棒読み」とか「巧まざる素朴さ」とか、とにかく、技術論とは対局にある演技である。しかしながら、今回の舞台は彼女にとって3回目となる。

自覚無き「味」だけで勝負するには、大変になりつつある時期である。

今回の芝居で彼女に出演依頼をしたとき思ったのは、稽古が進むうちに、上手くなってしまったらどうしよう、ということだった。
演じるという技術を体得することによって、彼女の持ち味である、曰く言い難い、言葉にしがたい味わいが、スポイルされてしまうことを危惧していたのだ。

で、その危惧を抱えたまま、どうやってこの味を保持したまま、さらなる進歩を引き出せるかという課題に取り組まんとしていたのだ。

そいでもって、今日のTちゃんの日常に、もはや入り込んでしまった演劇を聞いたとき、俺は決心した。

「上手くなってもらいましょう」

というわけで、上手く行くかどうかわかんないけど、Tちゃんには上手くなってもらいましょう。味を損なわないように。

ああ、ハードル高ぇなぁ。


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2 コメント

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Unknown (ベル)
2007-05-10 21:15:26
いいなー。
箸にも棒にもかからなかった私にはとっても羨ましいお話。Tさんには素敵な役者さんになってもらいたいですね(^-^)
六月楽しみにしてますよ(^-^)
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Unknown (うすい(28))
2007-05-10 23:18:41
あーわかるー

たぶん俺も、次にアキラくんを役者で使うときがきたら同じ悩みしそう(笑)

ヘタウマの妙は、すごくデリケートなバランスの上に成り立っているから。
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