ブログ友のあざらしさんから教えてもらって気になっていた
「ラ・ヴィアン・ローズ」村山由佳著
を読了。
モラ夫の描写が見事としかいいようがない。
自分が主人公でこんな夫がいる身だったら、夫の怒りのスイッチを押さないよう、機嫌よくいてもらえることが人生最大の目標になってしまうだろうな、と思った。
酷いことをされても、夫に食べさせてもらってるから、働くのを許してもらってるから、怒らせさえしなければ夫は悪い人じゃないから。
モラ支配下にいると思考回路はこうなってしまう。
ん？だれかと似てない？
ここまで細かく描写できる村山さんてすごいな～と思ったら、
彼女の元夫も、どうやらモラ夫だったようですね
そこに書かれている言葉は自身が浴びせられた言葉だったのか。
比べることじゃないけど、夫がモラなのと親がモラなのと、どっちが大変？
いやはやどっちも大変。
どんな親でも親だと切れないとか言われるけど、ほぼ切れてる現在の私は気が楽。
離れて暮らすのも、「離婚」よりはハードル低そう。
どっちにしてもモラと関わると魂削られて、ほんと苦しくなる。
読んでみたいとは思うけど、フラッシュバックしそうでちょっと怖いです。
モラの夫とモラの母。ホント、魂削られますよね。
お互い、よくぞ生き延びましたね（笑）。
作家さんとか、とかく女性が稼いでいると嫉妬する夫っていると思うのです。内田春菊さんなんかも、いい時もあるんだろうけど夫がヒモ化しやすいなあと。（たぶんたかられる方がしっかりしてますます男がヒモ化する？）
気をつけていただきたいです
おっしゃる通り、嫉妬深いモラ夫の話しです
ひゃー！
それにしても、みごとなモラっぷり！
幸い、フラッシュバックはありませんでした。
主人公の夫とタラ夫がちょっとタイプの違うモラだったせいかもしれません。
（うちのはあまりねちっこくはなかったので）
お母さんとの関係を書いた「放蕩記」もアッちゃんさん向けなのでしょうかね。私は「ダブル・ファンタジー」と昔の「天使の卵」だっけ？くらいしか読んだことが無いかも。
でも村山さんは宇野千代さんとか瀬戸内寂聴さんのような恋多きダイナミックな女性作家のカテゴリですかね、才能はあるけどそれゆえ男がスポイルされたり去っていく・・・。
すごいモラっぷりですよね
描写もリアル。
あの展開・・・。
自由を感じる主人公がなんか切なくて＞＜
ﾈﾀばれになるから詳しくは書けないけど・・・。
天使の卵は読んだような気がするけどあんまり覚えてない（笑）
村山さんは恋愛小説多いので恋多き女なのかなあ
私生活では２回離婚してたかな？