実母からのモラルハラスメント

実母からモラルハラスメントを受けて数十年。
終焉を迎えました。

本心②

2008-06-11 | 父と母
前回 「本心」http://blog.goo.ne.jp/acchan-smile/e/95ed8248c80662dcf122035d576c885dのつづき

電話を切ったが、ものの1分後にはまた母からかかってきた
(この切るや否やかけてくるのはいつものパターン こらえられない性格がよく出ている)


最初になにを言われたかは忘れたが


私は大体以下のようなことを言った

退院させてやりたいなんて言うけどさ 帰ってきたら3日で殺す、絶対家には入れない 口で殺してやるって言ってたじゃないの それがなんでかわいそうだから退院させてやりたいになるの?


私、ちょっと興奮した口調になってしまった 反省。AC親には冷静に対応しないといけないんだけど。

そしたら母は以下のようなことを語った


ちょっと聞きなさい(私が興奮してるから)
あのときは(1月のこと)本当にしんどかった。どうにかなりそうやってん。それが普通ねん。みんなそうねん。お父さんがもう余命がなくて、かわいそうになってきて。私には情があるねん
でもときどきお父さんに偉そうにされると悔しくて腹が立って早く逝けばいいのにと思うのも本当。情け深いのも本当

でもお父さんに偉そうな口をきかれると、歯がゆくなって早く終わって欲しいと思うのも本当。かわいそうになって情け深いのも本当の私やねん


これを聞いて「アナタの気持ちごもっともです。よくわかります」とは、もう思えなかった。


この言い分は一見、もっともなようにみえる
介護疲れのため、精神バランスを一時崩してしまい、つい心にもないことを言ってしまったが、自分はそんな本来そんな酷い人間ではない。思いやりにあふれた人間だから、酷いことをされた夫にもちゃんとつくしている

丸め込まれそう・・・

だが それは違うのだ
私は言った


そうなの もう今は気持ちが変わってそうは思っていないのね もう言わないね 変わったとは知らなかったわ


あんたにはわからんて!

(この質問には答えたくなかったな・・・改心したわけじゃないな・・・)


わからないよ 私そこまで人を憎んだことないもの そんな気持ちわからない



ほう そうなんや 私はこんなに酷い目にあって酷い思いをしている
なのにアッちゃんは一度も労いの言葉を言わない「お母さんご苦労さんやね もう少しだから頼むね」って言ったことあるか~!!



私は父の入院生活が始まってから、何度も言ったことがある
「ご苦労さん」「雪がひどいようだから行くのやめたほうがいい」「自分のペースで病院通ったらいい」と。
でもここ最近は敢えて口にはしなかった


そっちに受け入れる気持ちがないんでしょ
なにを言っても「アンタにはわからんて!」って拒否するじゃないの
それに病院行って口で殺してやるって言ってるひとに
「お母さん 毎日がんばって口で殺してる?大変だね 早く死ぬといいね」なん言えませんから!



じゃあ 私がおかしいってことなんやね 私が変わってるってこと?

そうです


じゃあ アッちゃんも変わってるね


はぁ・・・・この次元になるとホントに嫌 幼稚園生並だと思ってしまう
モラのパターンとしては、自分が落とされると必ずこちらの足も引っ張ろうとするからまともに受け取っちゃいけないんだけど、
これってやっぱり「ムカ!」っとくる 



でも以前だったら
「私が悪いっていうの?」って言われると、「そうです」なんて言えなかった
そんなにはっきり言ったら悪いと思っていたし、母の逆襲も怖かったから
で、必ず
「いやそうは言ってないって*****************だから+++++++++++」
と自己弁明ともつかぬことを顔色みながら語っていたと思う

じゃあ もうアッちゃんはお母さんを受け入れるつもりはないってことね!



はい。そうです



このパターンをどうしてもっと早くやっておかなかったのだろう
たったひとつの本心「はい」さえ言っておけば負のスパイラルに陥ることもなかったのに



言っておくけどね
お父さんが短大でいいって言うのを4年生に行かせてあげたのも私。
アンタが離婚して2回結婚したのをやってあげたのも私



(いつのまにやら話は変わり・・・)母は都合が悪くなると、金銭でゆさぶってくる
こんなこと言わなければ純粋に感謝し「良い親だ」と思えるのに
そのときはちゃんと感謝もしている お礼も言っている
このパターンはAC親によくみられる経済的援助を交換条件に服従を迫るパターンだ



そうやって脅迫するのね  そのころはそんな交換条件があったなんて知らなかったわ


脅迫?私は「やりました」ってただそれだけ言ってるだけだから

はい。


そしてやっと電話は終わった

***************





いつものパターンだけど、母とのこういうやりとりはものすごく疲れる
電話のあとも心臓がバクバクし、体も不調になり、気分は不快このうえない
いまこうしてブログをつづっている手が震えるくらいだ
そこまで母の毒は私の精神と肉体を蝕んでいる

ACのことをいくつかの本で学んだ中で、親とは対決しなければいけないが
親が劇的に変わってくれるとか、謝罪をしてくれるとかは期待してはいけないと
書いてあった



このときのように、母に腹が立ったり、言い負かしたいと思ったりしている私は
まだまだ「母が変わってくれたらいいのに」「母が自分のことを振り返ってくれたら」と思っているのだろう


しかしまあ私もここまで言うようになったとはもともと口は達者だと思っていたが、肝心なときに緊張して感情があふれてしまってうまく言えなかったことが多い 「言い過ぎてはいけない」といつも母の気持ちを優先させてしまったからだ

冷静に、理路整然と語れたらな~

それには紙に書いて整理しておくことが良いそうだ
あとで、「ああ言えばよかった」「こう言えばよかった」と後悔しないように。
前回、母と帰国したときは、対面に備えて飛行機の中までメモを片手にシュミレーションしていたな~
おかげでだいぶ効果もあがっていた

はい。疲れました ちょっと休憩します





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