アコログ

色んなコトを感じ思ったこと。 誰かに伝えたくなったこと。 日々の記憶。忘備録。

遠山かぶと芋がら

2021-03-25 20:36:00 | 料理
芋がらを買ったので調理してみました。
芋がら使うの初めてです^^


芋がらとは…
ずいき、とも呼ばれる芋の茎のこと。
芋は里芋やはす芋だそうです。
それを乾燥させて保存させたものが、
直売所などで売っていて、どんなのだろう?
気になっていたんですよね〜^^

山形だと、この芋がらを納豆汁などに
入れるらしいんだけど、うちでは
扱ったことなかったです。


まずは、このカラカラに乾いた乾物の芋がらを
生ぬるい水に浸けて戻します。
次に、それを洗ってから、
沸騰したお湯で2.3分茹でます。
冷水に取って、もみ洗い。
これは、そんなに汚くなかったのですが、
中には汚くてなのか、アクがあるからか
何回か茹でこぼさないとダメな物もあるそう。

この時は一回だけで綺麗に戻ったので、
数回洗って使います。


乾物を戻すと、こんなにふっくらしますw
好みの長さに切ります。

ここから、芋がらの煮物を作成でーす


蒟蒻は、つきこんを使用
(つきこんって山形だけって聞いた
んだけど本当かなぁ?)

こんにゃくの始末もマクロビオティックは
ちょいと大変です

蒟蒻は陰性が強いので、
まずは、塩を振り20分放置。
その後、塩を流しながら洗う。
熱湯で10分くらいぐつぐつ煮る。
水気をしっかり切って、鍋に油を入れて
蒟蒻を入れ塩を振り長いこと炒める。

プリッとして来たら、芋がらを入れて
塩を振りまた炒めて、
2.3分茹でて油抜きした油揚げを
切って、塩をひとつまみ入れてまた
右回転で炒める。千切りにした人参を
入れて炒める。


味付けは酒、味醂、醤油、塩。

味が馴染んだら完成です。



本日のお皿
1、芋がらと蒟蒻の煮物
2、小松菜奈お浸し
3、青菜漬け( 味が枯れていい感じ!)
4、牛蒡と人参と糸こんの煮物

芋がらの煮物の芋がらは、
なかなか楽しい食感です。
スポンジみたいにふかふかなような、
少しシャキシャキなような…
味が染みてすごく美味しい!



それから、遠山かぶ。
これはなかなか山形市内では
手に入らないかも。

遠山かぶは、置賜伝承野菜で
米沢は遠山地区に由来するそう。
上杉家が越後から会津を経て
米沢に持ち込み、その後上杉鷹山公が
このかぶを作るように進めたんだとか。


 


その遠山かぶをトマトで煮てみました^^
遠山かぶとひよこ豆のラタトゥユです。

遠山かぶは、特徴として、
とにかく硬い!
煮ても煮てもさっぱり煮崩れしない!!
驚きの食材です!(笑)

ラタトゥユにした、遠山かぶは、
コリコリ食感が主張してて面白いわ〜
沢山煮たから硬いわけじゃなく、
火は通ってるのに硬めw


ごはんとお味噌汁は、
十三穀米と蕪の味噌汁でーす。

このカブの味噌汁は、普通のかぶなので、
ちょっと煮ただけで、とろとろして
かぶらしいかぶ( ´艸`)ww
遠山かぶのコリコリした食感は、
また格別で、食感が失われないのが
本当素晴らしいですーー!

遠山かぶと芋がら料理でした^^