私の知っている限りですが、種は果実の中に含まれている。
鳥に食べられて、遠くに運ばれて蒔かれる種は、鳥の消化器の中を通る間に果肉がなくなり、種に傷がついて、糞に包まれて蒔かれる
海岸のヤシの実や、はまなすの実は、嵐の日に波によって海に運ばれて、長い期間漂う間に、コルク上の果肉が溶けて、ある日どこかの海岸に打ち上げられることによって、種は蒔かれる。
ユウカリとブラシの木についているカチカチの固い実は、山火事などの熱いところを通ることによって、発芽することのできる種になる。
ヤコブの手紙3:18節
義の実は、平和をつくる人によって、平和のうちに蒔かれます。
(原文には実を結ばせる種はという部分はない)
主語は、実は 単数 種だけが裸で蒔かれるではない。
義の実について、アブラハムの信仰から、聖め分けられることを考えます
・2:23 神を信じている、その信仰を源とした行いによって、神によって義と認められた。
・アブラハムと神の友と呼ばれた。神との平安な関係の中に入れられている
・聖別する生活から始めた。生まれ故郷と親族から離れ、父テラをハランの地に残して前進した
・神に従うことを優先順位の一番にした
動詞は 蒔かれます。現在形・受動態・三人称・単数 実が蒔かれるところに神の摂理があります
平和のうちに 前置詞エンキ リストによる救いがあり神と和解をしているので、平和がある。その平和の中で
迫害や戦い、混乱がないという意味ではない。ルカ 12:53 父は息子に、息子は父に対抗し、母は娘に、娘は母に対抗し、しゅうと めは嫁に、嫁はしゅうとめに対抗して分かれるようになります。」
平和をつくる人によって 前置詞はなくて与格・複数
平和をつくる・もたらす人々複数形の冠詞 分詞・現在形・能動態・複数形
自ら進んで、イエス・キリストによって与えられる平和をもたろそうとすることを続けている人々による。その積極性と熱心は大切です。マタイ 5:9 平和をつくる者は幸いです。その人たちは神の子どもと呼ばれるから。
イエス・キリストは、神の御子であり、父なる神のみこころを、ことばと行ない・みわざによって、平和の道を示し、招いてくださいました。私達も、ことばと行ないによって、神の義を実現する・作り出す・生じさせる働きに用いられるまで、成長させていただけるように祈ります。
義の実を蒔くのは神に委ねられた私達のお仕事です。神が蒔かれた種を、神の時に発芽させ、成長させ、さらに実を結ぶまで成長させてくださることを信頼し、委ねて、一歩一歩つかえましょう。
ヤコブの手紙は、最初から最後まで、各地に散らされて、困難の中にいるユダヤ人クリスチャンを励まそうとしています。
「兄弟たちよ」と、他の書簡よりも格別に多くの回数で、しかも「私の」「愛する」と形容詞をつけています。
最後には、 5:20 罪人を迷いの道から引き戻す者は、罪人のたましいを死から救い出し、また、多くの罪をおおうのだということを、あなたがたは知っていなさい。と、信仰を失い迷っている人たちが立ち帰るようにと祈り願っています。
コロナ禍で、ペンテコステの祈りをする中で、とくに信仰から離れた人のいるクリスチャンのご家庭で、信徒が生活の中で証し人として用いられることを祈ります。
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