えぇ、ベタですとも。
何故、今宵独りなのぉ?
ふん。これから豚玉お好み焼きを一人で焼いて、缶ビールなんてあけちゃって
盛り上がってやるんだ~
ただの水曜の夜なのにね。数字が違うくらいで先週の夜と比べてどうしてこうも気持ちが違うんだろ
むぅ
えぇ、ベタですとも。
何故、今宵独りなのぉ?
ふん。これから豚玉お好み焼きを一人で焼いて、缶ビールなんてあけちゃって
盛り上がってやるんだ~
ただの水曜の夜なのにね。数字が違うくらいで先週の夜と比べてどうしてこうも気持ちが違うんだろ
むぅ
観てきました 『La Cage aux folles』 久しぶりの日生劇場。
どうです、この美しいマダム
市村さんの女装が見られる・・・と、ただそれだけで購入したS席チケット。
劇の内容も、鹿賀丈史さん以外の共演者も全く知らない状態で上がった幕。
それは、とある(ゲイ)クラブのきらびやかなダンスシーンから始まり・・・看板女優(市村さん扮するザザ)・・・。
あれ?このストーリー・・・まさか・・・。
そう私の大好きな映画の1本でもある『バードケージ』の劇場版じゃ~ん
・・・と気付いた時にはもうすっかり劇にハマってました。
(注:本当はこのミュージカルが先です。バードケージがそのリメイク版ね)
派手派手しいキンキラキンの衣装に身を包んで、軽やかに激しく歌い踊りまくるオネエダンサーズのダンスの迫力。ところどころに散りばめられた滑稽さと笑い。
クラブオーナー演じる鹿賀さんの豊かな声量とコミカルな演技。憎めないキャラ。
そして。市村さん。
いつものことながら、その演技力は感動的だけど。
今回は特に、本当に面白かったし凄かった。
伸びやかな歌声と溢れるほどの声量、美しい歌は感動の鳥肌モノ。
ゲラゲラ大笑いしながらも、どこかじんわりと温かなものが沁みてくる。
あぁ、人生って、本当に素晴らしい。
心の奥深くからふつふつと湧き上がってくる喜び。ミュージカル、最高~
きょんのだんなも隣で何度も大爆笑。“こんなに大声で笑ったのは久しぶり”とのこと。
劇場全体も、もうひとつの固まりみたいになっちゃって。
老若男女いろんなお客さんが一体となって全身で楽しんでた。
カーテンコールのすごいこと。何度も何度も繰り返しそれは続き、観客は皆総立ち。
お開きのアナウンスが流れ、ごく一部のお客さんが帰り始めてもそれは鳴り止まず。
数分の後、また幕が上がったときは大歓声。
予想外のカーテンコールだったのか、幕が上がって少ししてから今井清隆さん、森公美子さん(ダンドン夫妻)が衣装を合わせながら慌てて加わったのには爆笑。もう終わったと思ってお着替えされてたのかな?
日生劇場の素敵なところは、オーケストラの生演奏を感じながら観劇できること。
目だけでなく耳からも堪能できるのは、なんて贅沢なんだろうといつも思う
イヴイヴの夜、とっても素敵なひとときを、どうもありがとう
ミュージカルに、乾杯