今こそ信仰者が平和の祈りを捧げるときではないでしょうか。第20回日中韓仏教交流会議(韓国大会)は去る6日から8日までの日程で韓国のソウルで開催されましたが、日本仏教代表団60名の1人として私も訪韓しました。
今回のテーマは「日中韓三国仏教交流の持続可能な交流発展」で、中国からは300名、韓国からは200名が参加しました。
6日は三国代表団歓迎晩餐が催され、メインイベントである世界祈願法要は7日に奉恩寺で執り行われました。
水間寺貫主(比叡山延暦寺長臈)の武覚超日中韓国際仏教交流協議会理事長が「第20回韓国大会に当たり、三国仏教徒は親善交流を更に深め、共に心を一つにし、平和実現と仏法興隆の為に精進せんことを誓う」との世界平和祈願文を読み上げました。
続いて、参列者全員で般若心経と「願わくは此の功徳を以って、普く一切に及ぼし、我れ等と衆生と皆共に仏道を成ぜんことを」と唱和いたしました。
今の東アジアは戦争の危機に直面しており、それを防ぐためにも祈りの心が大切だと思います。今回もまた理事長武覚超水間寺貫主様、常任理事西郊良光様(天台宗宗機顧問、圓満寺住職)、水尾寂芳比叡山延暦寺副執行様、吉田慈敬東雲寺名誉住職様、諸大徳各位様にはお世話になりました。本当にありがとうございました。 合掌
写真は上から「法要会場での記念撮影」「奉恩寺に入る日本、韓国、中国の僧侶」「しっかりと手を握り合う武覚超理事長と韓国の慈乗会長、中国の学誠会長」「三者による署名」
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