本日7/26(日)無事北海道より帰宅。今回の北海道行きは、予想外に雨にたたられ、幌尻岳をメインに登るはずだったのだが、結局登れずじまいだった。雨でもいく人はいるのだろうが、山の神と私の山行では、まず事前に雨だとわかっていれば決行はしない。そもそも雨具を身につけること自体が面倒だし、景色も堪能できない。高山植物の花が咲いていても、余裕をもって見られない。
ということで、予定どおりに行ったのはアポイ岳オンリーとなってしまった。ただ北海道を去る前日に天候回復となり、駆け込みで夕張岳へは行った。この二山の山行記は後日アップします。
それにしても北海道の天気はどうなってしまったのだろう。梅雨のないはずの北海道に、梅雨前線がかかってしまった。たまたま台風が来て、熱帯低気圧になったこともあり、温かい湿った空気が運ばれてきたということはあるだろう。それにしても1週間も天気が悪いとは、さらに今週も悪そうだから、連続2週間になる。来年ももしかしたら、北海道にあるはずのない梅雨がやってきてしまうのかもしれない。
洞爺サンパレスから見た洞爺湖
ところで、雨が続いたこともあり、山の神と洞爺湖に観光に行ってみることにした。温泉があるので、せっかくだから泊まることにし、宿泊料が手ごろな洞爺サンパレスに当日予約を入れた。行ってみると巨大なホテルで、足を踏み入れてびっくり。人が大勢いるのに日本語がまったく聞こえない。山の神いわく、海外旅行に来たみたい。北海道は中国人が多いとは聞いていたが、これほどとは、、、ここのお客さんは、8~9割中国大陸や台湾から来ているようだ。いきなりカウンターパンチをもらってめまいがしたが、居心地はいいホテルだった。風呂は最高で、浴槽がいくつもあって広く、カランも仕切りつきでたくさんある。浴槽からは窓枠を額縁代わりに洞爺湖と中ノ島がまるで絵のように見える。露天は立ち湯ながら、違和感はなく、開放感がすばらしい。
北海道最終日には、定山渓のホテルにも泊まった(散財だ)。ここも巨大ホテルだったが、チェックインしてみると、中国人の姿がない。定山渓にはほとんどいないのかと思っていたら、そんなことはなく、ここでは新館に日本人、本館(旧館)に中国人と分けて泊めていた。朝本館の大浴場に行ってみたら、中国人ばかりでそのことに気づいた。
北海道新聞の1面に全道で昨年同期比1.5倍の外国人観光客、900数十万人と出ていたから、そのすさまじさがわかるというものだ。円安でちょっとした日本ブームなのだろう。