目指せ! 標高1122メートル

山の神にお供して歩きつづける、ある山のぼら~の記録。ネイチャー、冒険の本もとりあげるよ。

モモンガの山小屋と硫黄岳 Part2

2010-08-25 | 山行~八ヶ岳とその周辺

Part1の続き 山小屋は素泊まりにしたので、自炊。モモンガ登場は、日が暮れてからなので、それまでに食事を済ませてスタンバイだ。山小屋には、モモンガ、ヤマネ、ヒメネズミ様用の入り口ができていて、小屋の主人いわく、あそこから小屋の中に侵入してきて、撒いてあるひまわりの種を食べると。

持参したウィスキーをチビチビやっていると、来た。ヤマネ登場。続いて外の餌台にも。

07p9071592 上の隙間から頻繁に出入りするから黒ずんでいる。

06p9071590 08p9071596a_2

ひまわりの種プールで浴びるほど食いまくるヤマネたちを、私が写真に収めるかたわらには、取材の人がいた。立派な三脚を立てて、立派な一眼レフで連写している。ちゃんとしたカメラじゃないと、やはり瞬間をでっかく切り取れないわな。私の写真はいいアングルを狙いすぎて、ブレたり、ピンボケしたりが多かった。

山の神は私の真似をして隣でウィスキーをちびちびやりながら、かわいいと連発。

10p9071605 Part1で後姿を披露していたモモンガ

モモンガも登場。なかなかこちらを向いてくれなかった、含羞のモモンガが振り返ったところを激写。

11p9071606_2   別のモモンガが小屋内に

12p9071607_2 そんなに好きか! ひまわりの種

ヒメネズミも小屋内に侵入してきていたが、すばしっこくて結局撮れなかった。

そんなこんなで夜も更けて、21:00すぎ、われわれは2階の部屋へ。今日の泊まりはわれわれと取材の方2人の計4人でがらがら状態。ゆっくりとスペースを使えてラッキーだ。 

13p9081613 ウィスキーの飲みすぎで二日酔いの山の神

9月8日5:30頃起床。周囲はガスっていて白い。昨日のモモンガ、ヤマネの餌台には、リスが来ていて朝食。われわれも朝食を済ませ、6:50山彦荘を出発。また行くからね。

14p9081615a 15p9081616 

7:35根石山荘に休憩目的で立ち寄ると、休憩¥100との張り紙が目に入った。即小屋を出る。すまんね小屋の人……。外は相変わらず白くて冷んやりしている。

16p9081617 一向に晴れてこない。ガスがすごい。

7:55根石岳山頂。白いママ。眺望なし。山頂をすぐに後にして、分岐からまっすぐ来た道を戻る。本沢温泉9:20。休憩。

鼻唄気分で登山道を歩いていると、突然轟音。戦慄が走る。山の神と思わず顔を見合わせる。北朝鮮が攻めてきたかっとまでは、思わなかったが、土石流でも起きたかと吃驚して、一目散に山の神とダッシュ。みどり池に来ると、登山者数人が山の斜面を見上げていた。また轟音。山の上のほうの岩が剥落していく。すさまじい音があたりにこだましていた。

音の源がわかり、身の危険がないとわかると、ホッとして大休止。休憩場所のしらびそ小屋では、リスを目撃。軒下の切り株にかけあがってきた。八ヶ岳は動物が多くて楽しい。

18p9081624a するすると切り株上に。すばしこいリス。

下山は11:55。帰途稲子湯に寄って、汗を流す。湯船は小さいので、人が多いとストレスかも。カラン3つ。¥600

中央道はスイスイ。平日昼間だからね。都内に16:30着。モモンガ目的の山行というのもたまにはいいものだ。

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