目指せ! 標高1122メートル

山の神にお供して歩きつづける、ある山のぼら~の記録。ネイチャー、冒険の本もとりあげるよ。

紅葉の玉原湿原と鹿俣山

2016-12-12 | 山行~上州

標高 1636.7m 群馬県

2006年10月15日(日) 晴れ

メンバー 山の神と私

コースタイム 8:06玉原センターハウス8:20--玉原湿原--9:20ブナ平(ブナ地蔵)9:30--10:40鹿俣(かのまた)山山頂--11:20玉原スキー場ゲレンデ(昼食)12:10--12:55玉原センターハウス

玉原(たんばら)湿原の紅葉がきれいだったことをよく覚えている。そして玉原湿原の先には美しいブナの森もある。なにより登山者でごった返すことなく紅葉狩りができる最高の穴場が、ここ玉原だ(今は変わってしまったかもしれないが)。

そんな紅葉の玉原を訪れたのは、かれこれもう10年前になる。早いものだ。2006年の手帳を繰りながら、山行記録を紹介しよう。

 
左:当時乗っていたジムニー。玉原センターハウス前の駐車場 右:玉原湿原の入口

5:05自宅を出発した。途中コンビニで朝食と昼食の買出しをし、関越に上がる。上里SAで朝食をとって順調に進み、沼田ICで関越を下りた。当時よく行っていた川場スキー場や尾瀬方面とは逆で右折して、山に上がっていく。

8:06玉原センターハウスに到着した。山の神といそいそと準備をして、トイレに寄って出発する。林道を少し下ると、すぐに玉原湿原の入口が出てくる。

 
2点とも:玉原湿原

木道へ踏み出し低木地帯を抜けると、パッと開けて湿原に出た。草紅葉が目の前に広がる。湿原の周囲の森も彩りを添える。先に出発していた年配者のパーティが早くも、紅葉を堪能しようと、足を止めていた。

 
左:草紅葉が黄金に輝いていた 右:湿原からブナ平を示す指導標

山の神とひとしきり草紅葉を愛でたあと、ブナ平へのショートカットコースである、じめじめした沢沿いの道へ入った。

 
2点とも:ブナの美林がつづく

家族連れが休憩しているのを横目に、快適なブナの森を山の神と進んで行く。

 
ブナ地蔵

やがて地蔵が目に飛び込んできた。山の神に「お地蔵さんがあるな」といってカメラを出して近づいていくと、地蔵ではなく、地蔵と見まがうような形状のブナの根方だった。真ん前まで来ると、ご丁寧にも「ブナ地蔵」と書かれた標柱が立てられていた。

 
左:玉原スキー場のゲレンデに出た 右:鹿俣山山頂の標柱

ブナ地蔵の前で休憩したのち、鹿俣山を目指す。玉原スキー場のゲレンデを横切り、高度を一気に稼いで行くと、小ぢんまりとした鹿俣山の山頂に到着した(10:40)。

 
左:鹿俣山山頂から玉原湖を望む。中央にうっすらと見える 右:山頂の黄葉

まだ昼には早いし、狭くて落ち着かないこともあり、どこか下ってから食べようと山の神と話す。写真をパシャパシャ撮ったあとはすぐに下山開始だ。細い登山道を下っていくと、笹ヤブが連続して出てくる。かき分けかき分け進んで、再びゲレンデに出た。 

 
左:ブナの下で山の神と昼ごはん 右:下山はゲレンデをひたすら歩く

ゲレンデの左右をきょろきょろ見ていると、すぐにあそこがいいと山の神が指を差した。山の神と私のランチスポットは、それで決まった。ブナが2本にょきりと立っているゲレンデ横の木陰だ(冒頭写真)。公園にピクニックに来たみたいだ。ほのぼのとごはんとなった。

12:10腹がくちて、開放感あふれる広いゲレンデの端っこを下り始める。前方にご夫婦が1組いるだけだ。下りきったあたりでラベンダー畑を見、レストハウスを通過し、指導標に従い右に折れた。またもや笹ヤブが続き、12:55愛車のある玉原センターハウスにたどり着いた。観光客が押し寄せてきているのか、満車状態で立錐の余地もない。

帰途、道の駅白沢「望郷の湯」に浸かろうと、寄り道したのだが、イベントをやっていてすごい人出だった。やめとこう、まっすぐ帰ろうとなり、一路関越へ。自宅には17:10に到着した。

玉原は冬も遊べる。
参考:玉原高原スノーシューhttp://blog.goo.ne.jp/aim1122/e/2018114ceb59d43c21d44d8e012f631d


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