目指せ! 標高1122メートル

山の神にお供して歩きつづける、ある山のぼら~の記録。ネイチャー、冒険の本もとりあげるよ。

ツツジが見事な荒山・鍋割山

2017-06-18 | 山行~上州

荒山 標高 1571.9m 鍋割山 1332m 群馬県

2009年6月7日(日) 晴れ

メンバー 山の神と私

コースタイム 8:35姫百合駐車場上部の駐車スペース8:45--登山口8:53--9:25荒山高原9:33--10:15荒山10:25--東屋まわり--11:15荒山高原11:23--11:55鍋割山(昼食)12:30--13:30駐車場

8年前の山行記録。赤城の山といえば、私のなかでは、ツツジの山という印象が強い。この2009年の赤城前衛の荒山・鍋割山の後は、11年に鈴ヶ岳を訪れていて、いずれもツツジの花が真っ盛りのときだった。

 
左:姫百合駐車場が満車でここに誘導される 右:姫百合駐車場(トイレあり)

この時期にしては、遅い出発で5:33自宅を出ている。高速に上がる前に、コンビニで朝食の買出しをし、圏央道狭山PAでさっそくその買ったばかりのパンで朝食をとった。関越に入り、駒寄PAで最終休憩。カーナビの目的地に姫百合駐車場をセットして赤城ICで高速を下りた。クネクネの山道をカーナビの誘導に従って走っていくと、駐車場が現れた。しかし、時すでに遅し。満車だった。あきらめてそこから出て行く車列に私も入り、あとをついて行く。すると姫百合駐車場のすぐ上部に20~30台は停められそうな広大なスペースがあった。そこに車を入れ、山の神とともに支度を始める。

 
左:登山口 右:登り始めから大勢の登山者が前方に

8:45ひぐらしが鳴くなか、姫百合駐車場に向けて、まずは下る。姫百合駐車場では、停まっていたバスから、大量の登山者やハイカーが吐き出されていた。傍らにどんどんザックが並べられていき、準備運動する人やトイレに行く人。こんなに人が多いとは予想外だった。山の神と脇をすり抜けて登山口へ向かった。

荒山高原入口の看板から森のなかに突入していくと、上のほうには、すでに人影がポツポツと見える。もうかなりの人が登っていそうだ。

 
左:ウラジロヨウラク 右:荒山高原

さわやかな緑に包まれながら、30分ほどで荒山高原に到着した。風が吹きぬけて気持ちのいい場所だ。ただこの辺りはツツジが少ない。


下界は霞んでいた

9:33荒山高原を後にし、ツツジが増えてくるにつれ、山の神と私のボルテージもしだいに上がっていく。でも、ちょっと視線を下にはわせると、日当たりがいいところでは、花が終わりかけのツツジも見られた。

急登を上がっていくと、しだいに見晴らしもよくなり、前橋、大胡の街並みが見渡せた。

  
左2点:樹林帯のなかの荒山山頂 右:つつじの道を進む

山の神とシロヤシオも咲いてるねと話しているうちに、10:15登山者でにぎわう荒山山頂に到着した。こんもりとした樹林帯の中で薄暗く感じる。山頂標示のある社前で順番に記念撮影だ。後から後から登山者が押し寄せてくるが、かまわず近くに腰を下ろし、今朝コンビニで買っておいた行動食、マドレーヌを食べて一息ついた。10:25山頂を後にする。

次の目的地は、鍋割山。同じ道を戻ってから登るのはつまらないので、まずは東屋方面へ向けて下る。風の通り道なのか、汗ばんだ体に涼しさを運んで来てくれる。ところどころでツツジが咲き乱れているのは圧巻だ。


とっても気持ちのいい場所に出た

11:15荒山高原に戻り、休憩する。ここから先の鍋割山への道は、人気のコースというだけあって、展望がいい。加えて歩くのにたいへんな場所もないし、下ってばかりいる印象を受けたから、ちょっとしたハイキングにはもってこいだ。荒山より標高が200メートルも低いのだから、当然か。最後に少しだけ登って、11:55やはり登山者でにぎわう鍋割山山頂に到着した(冒頭写真)。ここで山の神と昼食にした。遮るものがなく、直射日光には参るが、時折風が抜けいくのに救われた。


密集して咲いているところも


山の神と下山中。ハイカーはのんびりモード

12:30下山開始。まだ昼時とあって、あちこちでお弁当を広げているシーンが続く。それにしても青空と山の緑、そしてツツジの赤が、なんともいえず、心やすらぐ。ジモティは毎年来るのだろうね。

13:30姫百合駐車場に到着した。少し上の愛車を停めた駐車スペースに移動し、帰り支度にかかる。帰途の関越は混雑はしていたものの、流れていて、16:40には地元のICを下りていた。


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