標高1795m 栃木県
2010年8月8日(日) くもり一瞬晴れ間
メンバー 山の神と私
コースタイム 7:40大間々台駐車場7:54--(見晴らしコース)--8:38八海山神社8:48--9:37樹林帯休憩9:47--10:20釈迦ヶ岳山頂(昼食)11:20--12:38八海山神社12:50--(林間コース)--13:30駐車場
5時前に首都高に上がるが、もう混んでいる。東北道も油断しているとすぐに渋滞が始まりそうなくらい交通量はある。なるべく先へ進んで朝飯にしようと、がんばって走って都賀西方PAまで足を伸ばす。矢板ICで下りて、大間々台の駐車場へ。7:40着。
左:大間々台駐車場。奥がトイレ。写っていないが、手前に展望台がある 右:平坦な林道が続く
天体観測で有名な場所なのか、素人の持ち物とは思えないような巨大な天体望遠鏡が並べられていた。夜通し観測していたのか、帰り支度の人たちもいて、車に機材を積み込んでいた。7:54山の神と駐車場を出発した。気温は22℃ながら、比較的涼しいほうだ。
林道を歩いていると、ぶらんぶらんと小さい青虫が自分の出した糸を伸ばして目の前で揺れていた。危ないと、よけたところ、ちょうどそれめがけて飛んできたトンボが青虫をキャッチ。おお、これぞ弱肉強食。
見晴らしコースへの分岐を上がっていくと、ほどなくしてコース名どおりに開けてきて、見晴らしがよくなる。ただ天候が怪しい。天気予報では晴れであったのだが、だんだんガスが出てくる。
9:37八海山神社に到着。広々としていて、遠足でお弁当を広げるにはいい場所だ。ここで10分休憩。
高度を上げていくと、笹薮が途中何箇所か出てくる。風が抜けていくところは涼しいが、そうでないところは蒸す。空は白いママで、いっこうに晴れる気配なし。
途中10分休憩し、急登を汗してあがると、鶏頂山への分岐。そこから5分程度で釈迦ヶ岳山頂に到着した。10:20
左:釈迦ヶ岳山頂。昼食後に青空がのぞく 右:山頂誰もいず。祠の後方にお釈迦様
ガスがときたま流れていく山頂で昼飯。いわゆる天然ミストで涼しい。まだ汗が引いていないので、凍らせてもって来たバイヤリースオレンジがうまい。ミストが続くと、冷えそうだ。だが昼食後には、いっきにガスがとれ、青空に。太陽の光を浴びて、笹の葉にとまっていたトンボがいっせいに飛び回り始めた。トンボの大群だ。
釈迦ヶ岳だから、お釈迦様がいるのだろうか。祠の後方に鎮座している。
11:20下山開始。来た道を下っていくと、本日初めて人とすれ違う。3パーティ。いまどきの山ガールもいた。夏場はやはり少なくとも標高2000メートルはないと暑いから、皆に敬遠されたのだろうか。とくに最近は猛暑つづきだからねえ。
12:38八海山神社まで戻る。休憩して、ここから林間コースへ分け入る。薄暗くて冴えない道だ。見晴らしコースをピストンしたほうが気持ちがいいだろう。13:30駐車場に到着した。観光客の車がけっこうとまっていた。
帰りの高速は、まだ時間が比較的早かったおかげもあって、交通量は多かったが、渋滞にはいたらなかった。
参考:この山の登山最適期はヤシオの開花時期である6月であるようだ。満開のアカヤシオ、シロヤシオ、つつじを愛でながらの山行は最高だろう。県民の森方面にはミツモチ山があり、ヤシオコースという指導標があった。ヤシオコースというくらいだからヤシオだらけなのだろう。次回は花の最盛期にぜひ訪れたいものだ。