十文字小屋に張り出されていた「生ビール」広告
2008年に甲武信を訪れた際、下山は11:50に毛木平で、まあ、ほぼ予定通りだった。これで早く帰れるぞと勝手に思い込んでいたのだが、それは大きな間違いだった。温泉に浸かってくつろぎ、昼飯に焼肉を食べ、のったりと移動し渋滞にはまり、結局帰宅までに6時間半を費やしている。
このときの山行記録の最後に、こう書かれていた。「教訓、帰宅までの計画をつくる」。そうなんだよね。この頃は、計画書といえば、下山まで。電車山行なら、帰りの電車の時刻を何通りも調べておくけれども、マイカーだと、下山の時間までしかつくっていなかった。それがずるずると遅くなる原因だった。
渋滞なしで帰宅までおおよそどのくらい時間がかかるのか、そして渋滞は? そこまで調べてはじめて山行計画書は完成なのだ。とくに何時くらいまでにここを出ないと渋滞に巻き込まれるとわかっているのと、わかっていないのとでは、雲泥の差になる。とくに温泉に浸かって帰ろうというときは、きびきびと汗だけ流して、すぐに帰ったほうがいいのか、どうせ長々と渋滞にはまるのだから、ゆっくりでもいいとか、事前にわかっていたほうが断然いい。
また帰宅の時間をある程度出しておけば、家飲みにするか、外でジョッキを傾けるかの選択もしやすいというものだ。ここでお気づきになっただろうか。冒頭の写真の意味。ビールタイムをきちんと割り出しておけば、ハッピーアワーかもしれないということ!
参考
渋滞予測カレンダーhttp://www.drivetraffic.jp/map.html?t=p&pmode=cal