目指せ! 標高1122メートル

山の神にお供して歩きつづける、ある山のぼら~の記録。ネイチャー、冒険の本もとりあげるよ。

御荷鉾(みかぼ)山

2016-04-10 | 山行~上州

標高 西御荷鉾山 1286m 東御荷鉾山 1246m 群馬県

2009年5月10日(日) 晴れ 

メンバー 山の神と私

コースタイム 8:55東御荷鉾山登山口駐車場9:13--尾崎喜八文学碑--投げ石峠--休憩--10:20東御荷鉾山山頂10:27--11:27西御荷鉾山中腹11:35--11:50西御荷鉾山山頂(昼食)12:44--13:00駐車場

2014年に御荷鉾山にほど近い赤久縄(あかぐな)山を訪れている。山頂からは、おわんを2つ伏せたような御荷鉾山がよく見えた。赤久縄山山行記録をブログにアップする際に、せっかくだから御荷鉾山の自分のブログ記事へリンクをはろうと、サイト内を検索してみたのだが、なんと該当の記事がなかった。書いていなかったのだ。それから1年半も経ってしまったが、季節もぴったりということで、さっそく。

5:34自宅を出発した。自宅からいちばん近かった今はなきファミマで買出しをし、高速にあがった。圏央道狭山PAで朝食をとり、関越に入る。本庄児玉ICで下り、途中まだオープンしていない道の駅上州おにしに立ち寄り、トイレ休憩(トイレは使用可)。ちなみに「おにし」は漢字では、「鬼石」と書く。弘法大師伝説があって、大師が鬼を追い払ったときに鬼が捨て身で石を投げたのが、東御荷鉾山と西御荷鉾山を分ける投げ石峠、その麓の町が鬼石ということだ。

 
左:御荷鉾山登山口駐車場。小さいながらもトイレはある 右:駐車場前の巨大鉾

国道462号から狭い御荷鉾スーパー林道を上がって、現在休館中のみかぼ高原荘の上、御荷鉾山登山口駐車場に8:55到着した。駐車場は広くて、樹木を模した小さなトイレもある。身支度をし、地図を確認してから、9:13駐車場を後にした。巨大な鉾を左手に見ながら、舗装された林道を歩いていく。

 
左:尾崎喜八文学碑 右:投げ石峠

すぐに尾崎喜八の文学碑が出てくる。碑文には『神流(かんな)紀行』から抜粋した旨刻まれていた。聞いたことのない作家だったので、ネットで調べてみると、そこそこ有名な詩人であったようだ。1974年に亡くなられているから、それほど昔の人というわけでもない。

投げ石峠から登山道に入っていく。

 
左:新緑の道が続く 右:東御荷鉾山山頂

急登を上がって、新緑が目にまぶしい尾根筋に出る。ひとまずここで山の神と休憩にした。今日はぽかぽか陽気で、駐車場ですでに気温は20℃に達していた。この陽気で虫も活発に活動し始めていて、山の神と私の耳元で聞こえよがしに羽音を立てるやからがいて、何度も手で追い払うことになる。

10:20東御荷鉾山山頂に到着。ガイドブックには、樹林帯で展望なしと書かれていたが、それは昔。今は南面の木を伐採して展望を確保している。北面も低木の間から眺めを楽しめる。

 
左:東御荷鉾山の毘沙門天 右:つつじの花はまだだった

だいぶ日差しが強まり、暑い。おまけに先ほどの休憩ポイント以上にハチ、アブが多く、周りにどんどん集ってきてしまった。追い立てられるように、移動を開始した。


西御荷鉾山を望む

次は西御荷鉾山だ。登山道からきれいな円錐形の姿を望める。暑さのせいかバテ気味で、一度休憩を入れた。腰を下ろしていると、野鳥のさえずりが耳に心地いい。

  
3点とも:西御荷鉾山の毘沙門天

11:50西御荷鉾山の小広い山頂に到着した。木がなく、さえぎるものがない。山の神と直射日光は嫌だなと、木陰に移動し、昼食にした。近くにいた親子連れも同じことを考えたようで、やはり木陰に移動している。ほかに登山者は単独の方がいるくらいで思ったより少ない。おにぎりを食べていると、時折涼しい風が吹きぬけていく。

 
2点とも:西御荷鉾山山頂

12:44下山開始。 そこから駐車場までは指呼の間で、たちまちにして到着した(13:00)。

帰途は道の駅万葉(まんば)の里に立ち寄り、山の神のリクエストもあり、アイスクリーム休憩。これだけ暑いと、やはりアイスクリームが飛ぶように売れている。くつろいだ後に、関越のICまでをカーナビにセットしたのだが、その設定を失敗した。どこでどう間違えたのか、渋滞回避設定をしていて、しばらく走って変な道を指定するなと気づいた。だいぶ遠回りをして時間を無駄にしてしまった。花園ICから関越に上げると、事故渋滞が発生していた。とはいってもたいしたことはなく、プラス30分程度だった。


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