目指せ! 標高1122メートル

山の神にお供して歩きつづける、ある山のぼら~の記録。ネイチャー、冒険の本もとりあげるよ。

火打山・妙高山Part1

2011-09-11 | 山行~信越

000p9080747 火打山 標高 2462m 妙高山 2445.9m 新潟県

2001年9月8日(土)~9月9日(日) 9月8日 晴れ 9日 雨

メンバー 山の神と私

コースタイム 9月8日 8:00頃 笹ヶ峰バス停8:17--(8:30登山口)--9:15黒沢出合9:30--10:05十二曲り標柱10:15--11:08林道11:20--(富士見平)--12:15高谷池ヒュッテ(昼食)13:00--13:50ライチョウ平14:00--14:30火打山山頂14:55--16:00高谷池ヒュッテ16:15--17:00黒沢池ヒュッテ(泊)

10年前はすこぶる元気で毎週のように山へ行っていた。今回とりあげる火打・妙高は、行きも帰りも深夜バスを使うという猛烈ぶりで、よく体力がもつなと今さらながらに思う。まだ30代だったからなあ。

25:50発の深夜バスで5:20頃高田駅に到着。ここで、電車に乗り換える。信越リレー妙高号で妙高高原駅6:11着。駅で朝食を済ませ、路線バスに乗り継ぎ笹ヶ峰へ向かった。40分ほどで到着。下界を見下ろすと雲が湧いてきているが、ここは快晴で澄み渡った青空だった。

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左:笹ヶ峰バス停 右:黒沢

バス停で伸びをして(冒頭写真)、さあ出発。一緒にバスを下りた面々はやはり山のぼらーで、われわれ同様ここ笹ヶ峰から山に入る。歩き出しはなだらかだ。しばらく歩いていくと、橋が架けられた黒沢を渡る。渡ると樹林帯の中に吸い込まれるが、ここでまず1回目の休憩をとった。

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左:十二曲りは序の口 右:三角屋根が高谷池ヒュッテ

黒沢を渡ると徐々に厳しい登高が始まる。第一関門は、うねうねの十二回曲がる(本当か?)急な上りだ。それをほぼ制圧した地点に「十二曲り」の標柱がある。ここでザックをおろす。厳密にはザックではなく、昔なつかしのキスリングなのだが(証拠写真、左上)。

さらに登高をつづけると、木道が出てきて、湿原間近のサインだ。期待がふくらむ。何せ写真で見る限り、天上の楽園なのだから。頃合をみて木道で休憩をとる。

黒沢池への分岐である富士見平は通過し、黒沢岳の裾を、高谷池方向へトラバースしていく。足元のぬかるみが気になりだすと、そのうち樹間から湿原と高谷池ヒュッテが見えてくる。ヒュッテを指さしながら、あそこへはいつ着くんだあ?と山の神に問う。ヒュッテがすぐそこに見えているのだが、なかなか着かないのだ。

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遠くに見える赤ポチはテント

高谷池ヒュッテでは多くの登山者がお弁当を広げ、休憩していた。目の前に広がる湿原と池塘の眺めは圧巻。ここにはテント場があるけど、さぞかし気持ちいいだろうねえ。この眺めに酔いしれながら、ビールや焼酎で一杯なんて。

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木道の先に火打山

高谷池ヒュッテから火打までの道は絶景の連続で、登山者を飽きさせない。1歩進むごとに刻々と変わる風景に心おどる。

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天狗の庭

絵のような景色が続く。 おばちゃんたちも立ち止まって、景色に見入る。

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これも天狗の庭

こんな景色も。。。

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妙高山のシルエットがイカしている

天狗の庭からちょっと退屈な上りがあるが、振り返れば、妙高山の雄姿を拝める。これがまたすばらしくいい眺めなのだ。

ライチョウ平までくれば、もう山頂はすぐそこだ。14:30火打山山頂に到着。さあっとガスが流れてきて、あれよあれよという間にたちまち辺りは真っ白になってしまった。展望消滅。真っ白の山頂写真を撮って14:55下山開始。さっきまでの青空を返してくれえ。

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左:ライチョウ平 右:火打山山頂

移動中ガスが濃くなり視界は閉ざされていった。高谷池ヒュッテでの休憩をはさんで、本日の宿泊場所、黒沢池ヒュッテには17:00に到着。黒沢池は、おおかたガスに覆われてしまい、うすぼんやりと姿を現しているだけだった。

Part2へつづく


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