クラス会(高校3-2)

　　　　　　　　　　　　　　　　　ジャガイモの花だって近くで見ると綺麗なんです

来週の日曜日は「高校3-2(3年2組)」のクラス会。
45年間のクラスメートとの付合いになる。
制服を着ていた時分にはこんなに長い年月を仲間として生きて行く事なんて全く
考えても居なかった。

ただ自分の人生はどんな模様になって行くのかとばかり。
振り返るとまあこんなものかな？って気がする。成績で言えばオール3か。

山は高からず谷底は深く現在は穏やかなスロープ&フラットの中で。
そうね良しと思いましょう。

クラス会の返信はがきは誰よりも１番早く返事を下さっていた担任の先生は、数年前に
亡くなってしまい一抹のさびしさが有る。イヤ、とても寂しい。

「俺が死んでしまうといけないから次は早くどんどんやって呉れ」と言うのが、
都度の口癖だった先生。まさか現実になるとは・・・
70歳代で亡くなるなんて思っても居なかった。
長い教員生活の中で私達のクラス会が特に楽しみだった様。

当日にも開会時間が待てなくて会場の近くで「一杯引っかけて来た」と、
いつも赤い顔で出席されていた。
私は学生時代「Ｍ子!Ｍ子!」と怒られてばかりいたが、クラス会ではＭちゃん
なんて呼び参加者の中で1番嬉しそうだった。

大抵20人強の参加で楽しむ一時。既に7人が物故者名簿に入ってしまった。
近年はお墓参りとセットで行うのが習慣となっているのも残念な事だ。
今回の参加者20名。

生きている者は彼らの分迄永く生きよう、と言うのが合言葉でもある。
長く利用していた料亭も不景気に勝てず、今回はお寿司屋さんと言う事になった。
仲良しグループは1晩宿泊付きでセットした。