セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

旧友の書道展

2009-06-25 | セカンドライフ
                      「近代詩」作品

「満天星」でゆっくりランチの後2人で上野公園内「東京都美術館」に向かった。
7歳から始め25年間の集大成の「書道展」を見るために。
今では師範のA子ちゃんで有るがまだまだ頂上は遠いそうだ。

毎年「今年も飾られましたー」と案内を頂くと都度1人で見に行っていたが、今年は
彼女が半休を取れ、私とスケジュールが合い初めての案内付きとなった。

今回は「推薦」を受賞していた。
書道展に出品できるかどうかは全国から集まる数万点の中から選ばれなければならない難関。

今までは漢字や仮名等を書いていたので素人の私にも多少分かったが今回は「近代詩」と言うのだそうで
私には良さが理解できないので彼女が丁寧に説明をしてくれた。

墨の色は黒と青墨しか知らなかったが実際は茶色も有り女性が口紅をミックスするように墨の色作りをする。

「近代詩」を書くには決まりが有り、どこかで字と字がくっつかないといけないんだそうだ。
全体を見ると躍動感も有り美しいのだけれど良く分からない。

彼女は高級な柄入りの和紙に書いているが(無地有り、色も、地模様も様々)地柄の上に書き、
かすれた文字の部分に浮き上がる模様までが芸術なのである。

A子ちゃんは未だ若き32歳、この年にして師範、未だ未だいくらでも高い山に登れる
可能性を持っている。
今後の活躍も楽しみである。

満天星ランチ

2009-06-25 | グルメ
                  ドライカレー、ランチセット

久し振りに元同僚のA子ちゃんと東京駅前の丸ビル「満天星」でランチ。
洋食で有名なグリル満天星(麻布十番 本店)が東京駅前にも出店。

今日はドライカレーのランチセット。
30年前に本店で食べた時には「あー、やっと満天星で食べる事が出来た」と
感激したものだが、あちらこちらに支店がオープンした昨今では感激も無くなった。
が、美味しかった。
余り味を外さないので良いお店と言える。

彼女の御主人は私が現役だった時、仕事のパートナーだったP氏。
息子と同じ年齢なのにオフィスコンピューターや仕事の内容を随分と指導して
頂いた。

頭の優れている人は滅多にどころか、先ず感情的にならず余裕を持って仕事をする。
能力の無い人はやたら威張りたがったり功績を安売りするがP君は誠実で黙々と仕事をこなし
私の中では若いけれど尊敬できる男性だった。
 
A子ちゃんとお付合いを始めたのは直ぐピーンと来たが素敵なカップルだと
何時も思っていた。
彼女は他の支店でも店舗でも構わないから置いて欲しい、と上司に頼んだが○の穴の
小さい上司は「まかりならん!」と無理やり辞めさせた。

もう7年も前の事だが彼女は退職をしてからもずっと私の事を気にかけてくれて
私の好きそうな物が手に入るとご主人のP君を宅配便宜しく使い私に届けさせた。
私も私で逆使用していたがどんな時もにこっと微笑み良く出来た宅配便君だった。

嬉しかったのは親子ほど年齢が違っても会えば話がはずみ、楽しい時間を共有できることだ。
それはずっと変わらない。