セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

芥川賞・直木賞受賞者

2011-01-22 | セカンドライフ
芥川賞直木賞受賞者が2名づつ受賞しどれも受賞にふさわしい作品の様だ。
芥川賞 朝吹真理子さん(26)「きことわ」 西村賢太さん(43)の「苦役列車」
直木賞 木内昇(キウチノボリ)さん(43)「漂砂のうたう」道尾秀介さん(35)「月と蟹」

どれも興味深い話題作。私は今回はどれも読んでみたいなあと気持ちが動く。
朝吹さんは、その名字が示す通り、朝吹家のご令嬢。35年以上前に友達が朝吹家の
お手伝いさんになりたいと新聞を持って「ここに連れてって欲しい」と言って来た。
登美子氏(真理子氏のおば)のお宅へ伺った事が有る。一族で数千坪のお屋敷。

当時、品川駅近くの高輪(タカナワ)と言う所に、広ーい敷地が有り4件の御屋敷が並んでいた。
皆さん有名なご親族の家だった。勿論軽井沢にも別荘をお持ちで・・・超ハイソ。
とても平民の暮らしでは無いので、その後は興味すらっ持たなかったが、一族のお嬢様が
受賞されたのではたと昔の事を思い出していた。

夏になるとご家族ごとお手伝いの彼女も一緒に避暑地へ移動をした。ただ懐かしい~。


今朝のTVで道尾秀介さん(35)「月と蟹」が出演されていた。お若くて今風の若者。
内容を淡々と語っていた。35歳ってあんなに冷静にTVでコメントできるのね~。

下世話な話になるが、「副賞賞金100万円は何に使う?」と質問をされていた。
当然私も気になる。「母に上げます」かな?なんて思っていたら「特に決めてません」と
そんな質問すら予定外だったらしい。

「でもー、賞を取ると増刷されるし(売れるので)その30倍位にはなります」はーそうなんですか。
少なめに言った様だが余裕の回答。結果はマルが一つ違うらしい。
既に何冊か著書が有るだけに尚更彼自身は全作、急に売り上げが上がる事を感じているらしい。
受賞作品のみならず、実際それ迄の著書が全て爆発的に売れに転じるんですって。
分る気もする。

そっか―100万円位で動揺しないわけね。

既に書店には、注文殺到で(受賞者全て)売り切れ増刷で大騒ぎと言っていた。
そうかー。私なら記念の100万円は絶対親に上げたいのになー、いや旅行しちゃうかな~
あれやこれやと当たらない宝くじのように使い道を思いめぐらした。無駄な時間?


 バラ色の人生を・・・・