温州ミカンに笑顔

　暖かい朝でした。今日も小春日和だとご機嫌な一日の始まり｡ミカンの木が3本届いていたので､今日中に処置してしまおうと､働き者に豹変｡折角｢今日水着を買うので上野に行くの､良かったらランチでも｣と電話を頂いたのに、泣く泣くお断り｡何が何でも今日植えて､明日も暖かそうだから一番のチャンスだと思ってね。外で少し体を動かすと汗が背中を流れた｡久し振りの快感｡土が固くてなかなか掘り切れない｡腰が痛くなるので休み休みしながらだけど､少しでも深くしたかったので頑張って居ると､息子がやって来た｡｢いや～良い所に来てくれたわね､力貸して呉れる？｣｢いや歯が痛くて､歯医者に行かなくちゃ｣何とつれない返事｡｢そうそう歯の痛いのは何より辛いわね｣優しい母親のふりしてバイバイした。全く敵もさるものだ､力仕事はたまらん！と逃げたに違いない。仕方がない元々一人なんだから頑張ろ､何とかした。なったかな？
一号室の裏口の前には､今や盛りと温州ミカンがなっている。地味な場所だけど私の畑と並んでいるし､ベランダからも特別目立っていた。折よく彼女が出て来て｢ミカン好きなんだよね､持って行って！｣昨夕も頂いたので少し遠慮していると｢皆が狙っているから無くなるよ～｣慌てて頂きに行った。香りの良いミカン。お喋りをしていると､腰も楽になった。嬉しいな～～。息子には振られたけど救う神ありだわ。
　
千葉木更津市から移した､ご両親の唯一の遺産の様な温州ミカン､家も始末してしまった｡
　　　　　　
　｢何時でも取って良いからね｣と言って呉れるけどそうもいかないよね。
　　　　　　
　金柑の木､無事､着根してね｡前のは耐震工事の時切られちゃったから。