はざまの庵

分類し難い存在を愛でる覚え書き by aiwendil お気軽にコメントをどうぞ。

<font size="-3">東京遠征初め2006。(part2)(主に「オラファー・エリアソン展」について。)</font>

2006-01-08 21:16:37 | アートなど
東京遠征を終え、さきほど帰宅いたしました。
予想どおり、いや、予想以上に宮城北部は寒かった。駅からの運転中、国道の温度表示は-6℃。20時でこの気温、明日の朝が恐ろしいです。
しかし、こわごわ自宅へ帰ってみると、6℃。よかった、室内は氷点下になっていなかったようです。
東京との温度差を実感いたしました。


さて、本日は結局、原美術館で開催中の「オラファー・エリアソン展 『影の光』」だけの観賞に終わりました。
しかし、この「オラファー・エリアソン展」、私にとっては近年稀に見る大ヒット。7年前に名古屋で観た「ジェームズ・タレル展『夢の中の光はどこからくるのか?』」と同じくらいに感動的な展覧会でした。
開館直後の11時頃入場し、帰ったのは15時ごろ。じつに4時間も入り浸ってしまいました。
インスタレーション中心の作品展なのですが、そのどれもがとても美しく驚きに満ちているのです。
自然界にある要素を抽出し、思わぬ形で鑑賞者に提示する手法はある意味とても科学的。でも、無味乾燥なんかでは決してありません。
『きれい!』と驚き感動する→『どうなっているんだ?』と疑問に思う→『なるほど、こうなっているのか!』と驚く→『こんなものでこんなことができるなんて!』と驚き感動する
ある程度の観察力と感受性を持った人間であれば、きっとこんな4段がまえの感動を味わえるはずです。
美しいものが好きな方、不思議なものが好きな方、そして、かつての科学少年たち。
そんな方々にははげしくおすすめ。
この「オラファー・エリアソン展『影の光』」は品川の原美術館で3月5日まで開催されています。
少しでも興味を持たれた方はぜひぜひ足を運んでみてください!
原美術館HPは→こちら


なお、今回の展覧会があまりにも感動的だったので、覚え書きを作成中。
出来上がり次第こちらにリンクを追記しますので、いましばらくお待ちください。
*9日に覚え書きをアップしました。詳しくは→こちらの記事 でどうぞ。