はざまの庵

分類し難い存在を愛でる覚え書き by aiwendil お気軽にコメントをどうぞ。

<font size="-3">ラーメンズ第15回公演「アリス」、感想。(1)</font>

2005-01-21 11:17:09 | ラーメンズ
ラーメンズ第15回公演「アリス」の感想を別サイトにアップしました。
具体的ネタバレのない総論的な「全体的感想」と、完全にネタバレしている「レポートと各論」の2種類がございます。今回の掲載は「全体的感想」のみ。
「レポートと各論」のほうは書きながら順次更新してゆきます。
興味のある方は、必要に応じてご笑覧ください。


ラーメンズ第15回公演「アリス」感想は→こちら


<font size="-3">ラーメンズ第15回公演「アリス」、1月20日19時公演。</font>

2005-01-20 23:56:28 | ラーメンズ
東京下北沢の本多劇場で上演されている、ラーメンズ第15回公演「アリス」の1月20日19時公演を観て参りました。
内容に関しては、こちらでは極力、口をつぐんでいようと思います(笑)。
近いうちに、ネタバレゾーンにレポートをアップしますので、興味のある方はそちらをどうぞお楽しみに。
今日は実利的に上演時間だけ記載しておきます。
20日の公演では、
19:05暗転、20:55明転(カーテンコール含)[←昨晩の"21:55"は間違いです。すみません。]
でした。
遠征組の方々、ご参考までにどうぞ。


そうそう、「アリス」ポスターは、当然のことながら先日の夢とはまったく違いました(笑)。
本物のデザインは素晴らしいできばえ。
私はあらゆる面で嗜好のツボを直撃され、永久保存版用とあわせて2枚も買って帰る始末です。
見た瞬間の心地よい衝撃が忘れられません。
具体的な事前情報なしでご覧になるのが、おすすめです(^^。




<font size="-3">「実録、ハンコ修行!」に追加。(15)</font>

2005-01-19 21:08:18 | お知らせ
フォトアルバムを転用した「実録、ハンコ修行!」にハンコを3つ追加しました。
今回のハンコ2つは某英国文学作品より拝借した主題。
もうひとつはクラフト・エヴィング商會の作品より拝借した主題です(明日のラーメンズ公演「アリス」のために作りました(^^。)。
興味のある方はどうぞご笑覧ください。


「実録、ハンコ修行!」は→こちら



<font size="-3">黒板仲間、発見!</font>

2005-01-17 23:12:29 | ラーメンズ
支那竹大銀座さまの掲示板で教えていただいた情報です。
DIGITAL PHOTO LIFE SHOOT UP というプロジェクトに小林賢太郎氏が参加しているとのことで、さっそくそちらのサイトを拝見してきました。
この「SHOOT UP」とは、いろいろな分野の表現者たちがデジタルカメラで撮影した作品をweb上で公開する、という企画。
詳細は申しませんが、とても小林さんらしい作品に思わずニヤリとすること請け合いです。
DIGITAL PHOTO LIFE SHOOT UPのサイトは→こちら です。
なお、とても重いサイトなので、ナローバンドの方はどうぞご注意ください。

 
作品は実際に観ていただくとして、私が驚いたポイントは作者コメントのほうにありました。
なんでも、小林さんは脚本を書くときに黒板を使ってあらすじを考えるそうなのです。
さては黒板好き!
佐藤雅彦氏と一緒です(笑)。
佐藤雅彦氏の部屋に黒板を発見して「うちと同じだ~」と喜んでいた私ですが、「小林さん、あなたもですか~(笑)!」と的外れに嬉しくなってしまいました(^^;。
このぶんだと、黒板好き仲間、じつは存外に多いのかもしれません。
なお、うちの黒板は48×33cmと20×30cmのふたつ。
どちらも木枠で、緑ではなく黒の表面仕上げです。
メモや考えごとにうってつけで、磁石も使えるので重宝しています。
最近ホワイトボードに押されぎみでちょっと寂しいですけれど、なかなか便利で良いものですよ、黒板は(^^。



<font size="-3">キリ番3000。</font>

2005-01-17 19:11:54 | お知らせ
キリ番3000が近付いております。
3000を踏まれた方には粗品進呈を予定しておりますので、どうぞ今しばらくカウンタにご注目くださいませ。ちなみに、「何度来ても番号が変わらない、おかしい」という場合は、"表示"メニューから"画像の再読み込み"をすると最新番号が表示されるはずです。
なお、自己申告制ですので、キリ番獲得の方はこちらにコメント返信していただくか、筆者宛にメールくだされば幸いです。
メールは、この右側にある薄緑色のサイドバーの下のほう、「バナー」と書かれたところの上の「メール送信」という項目から送ることができます。御活用ください。
前回惜しいところでキリ番を逃した方々、今度こその幸運をお祈りしております(^^!



<font size="-3">ラーメンズ第15回公演、物販情報。</font>

2005-01-15 12:26:27 | ラーメンズ
ラーメンズ第15回公演の物販情報が公式にアップされました!
『ラーメンズ第15回公演 アリス』東京公演
物販予定
ビデオ 『good day house』・『SWEET7』・『STUDY』
DVD 『Rahmens 0001 select』・『ラーメンズDVDボックス「椿」「鯨」「零の箱式」「雀」』・『ラーメンズDVDボックス 「CHERRY BLOSSOM FRONT 345」「ATOM」「CLASSIC」「STUDY」』(特製ポスター付)
『アリスオリジナルポスター』
『鼻兎(I)~(IV)』、『小林賢太郎戯曲集(I)(II)』、『粘土道』
『鼻兎指人形』
CD 『NONA REEVES 「NEW SOUL」』
だそうです。
詳細は公式HPのinformationをどうぞ。


公式HPは→こちら

DVD-BOX 第2弾 の「特製ポスター付」というのが気になります(TT)。
「アリスオリジナルポスター」と「鼻兎指人形」に誘惑されているわたくしです・・・・。



<font size="-3">「InRed」2月号。</font>

2005-01-14 03:34:38 | ラーメンズ
思い出したので書いておきます。
雑誌「InRed」1月号と2月号には小林賢太郎氏の和服姿が掲載されています。
なんのことはない、普段着の和装(天城役の書生姿とは全く違った雰囲気です)、といった写真なのですが、私にはどうもこの小林氏の装いがとあるイメージと重なってしまって仕方がないのです。
そのイメージとは、京極夏彦の小説「京極堂シリーズ」に登場する古書肆、京極堂こと中禅寺秋彦のイメージ。
おそらく、私の中で小林さんの声が京極氏の作中で記述される「深い、善く通る声」のイメージと重なっているせいだと思います。
しかしながら、「InRed」2月号の黒装束はまさしく京極堂と見まごうばかり。
「そもそも節分とはどういうものか知っているのかね、関口君。立春と立冬は陰と陽の交わる境目で邪気が生じやすい。そこで、その立春の前日に邪気を払うため追難式が・・・・・」
という声が聞こえてきそうです(^^;。
妄想が渦巻いて困ります(笑)。
まあ、京極堂は子供達と戯れたりはしないのでしょうが・・・・(^^;。


付録つき号ゆえ梱包されているので立ち読みは難しいかも知れませんが、興味のある方は、閲覧用を置いている書店を見つけてぜひぜひ立ち読んでみてくださいませ。
以上、戯言でした。



<font size="-3">1/11放送「ピタゴラスイッチ」。</font>

2005-01-13 21:45:58 | 佐藤雅彦
録画しておいた1/11放送の「ピタゴラスイッチ」を見ました。
冒頭の人形劇コーナーのテーマは「ミスをふせぐほうほう」。
間違い防止のシステムを実例まじえて紹介していました。
私もつね日ごろ、大事なことは「間違えたくても間違えられないようにしておく」ことが重要だと思っていたので、このテーマには快哉を叫んでしまいました。
こと日本では「間違えないように努力すれば間違いは起こらない」と思い込まれている節があります。
ですから、大人でも「間違えないようにデザインする」ことの重要性を理解していない人間は多いと思われます。
その盲点を克服するような、こんな高度な概念を子供の頃から学べるとは、ピタゴラスイッチ恐るべし、です。
「おとうさんスイッチ(おじいちゃんも可)」の「きゅ」に爆笑。「きょ」も渋いです。
ピタゴラ装置は新作二種。さすがの出来。


ところで、ひとつめのピタゴラ装置(「おとうさんスイッチ」直後)に使われている木机、どこかで見たことがあると思ったら、これ、佐藤雅彦氏の私物ではないでしょうか?
雑誌「アルネ」8号の15ページに載っている写真に瓜二つ。
佐藤氏自ら私物総動員で装置をつくっているのだとしたら・・・・研究室の熱気が容易に想像できます(^^。
佐藤氏と佐藤研のテンションが窺い知れて微笑ましいです。
理系特有、とまでは申しませんが、このノリ。学生時代を思い出してニヤニヤしてしまいました(笑)。



<font size="-3">「『考え方』が動きだす-佐藤雅彦研究室のアニメーション・スタディ-」

2005-01-11 20:25:19 | 佐藤雅彦
過日1月3日にNHK教育で放映された「『考え方』が動きだす-佐藤雅彦研究室のアニメーション・スタディ-」にかんする続報です。
1月3日には中部東海地方での放映がなかったらしく、その地域での放映時間情報が佐藤雅彦氏の事務所TOPICSのHP(→こちら)にアップされていました。
以下、抜粋しますと・・・・


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新年1月3日(月)の夜に放映された佐藤雅彦研究室のアニメーション特集番組が、
中部7県(愛知県、岐阜県、三重県、静岡県、福井県、富山県、石川県の各放送局)で
1月16日(日)14時 ~15時の1時間 NHK教育テレビで放映されます。
こちらにお住いの方はぜひご覧ください。
============================================


だそうです。
該当地域の方、興味がございましたらぜひぜひご覧になってみてください!



<font size="-3">「広告批評」1月号。</font>

2005-01-09 11:10:59 | 日記・エッセイ・コラム
「広告批評」1月号を購入。特集は「表現者たち2」。
HALCALI、辻川幸一郎、五月女ケイ子、長塚圭史、澤本嘉光がとりあげられています。
映画「トニー滝谷」をめぐる、イッセー尾形氏と市川準氏の対談あり。
新年第1号だからなのか何なのか、橋本治、天野祐吉両氏のエッセイがなかなか挑発的です。



<font size="-3">「翻訳グルグル日記『実録・気になる部分』出張版」。</font>

2005-01-08 18:41:25 | 日記・エッセイ・コラム
「ユリイカ」1月号に掲載されている岸本佐知子氏のエッセイ「翻訳グルグル日記『実録・気になる部分』出張版」を読みました。
あいかわらずの筆の冴え。5行に一度のペースで笑わせていただきました。
いつもながら、独自の視点を簡潔に記す文章に脱帽です。
クラフト・エヴィング商會やフジモトマサル氏と接点のあることは知っていましたが、今回の記事中にラーメンズの名前を見つけてびっくり。
友人から公演に誘われて二つ返事、とのこと。
岸本氏もラーメンズファンでらしたんですね。
なんだか嬉しい発見でした。


不定期更新の「気になる部分web版」もありますので、気になる方は→こちら へどうぞ。
なお、岸本氏の「気になる部分」は白水社から出版されています。これまた気になる方は→こちら へどうぞ。



<font size="-3">雪中遠征 for「百鼠」。</font>

2005-01-07 22:41:13 | アートなど
吉田篤弘氏の「百鼠」をどうしても手に入れたくて、都(仙台)の書店へ遠征してきました。
目的の書籍は無事入手。
ついでにラーメンズ関連の雑誌「InRed」「東京Walker」「TV Bros」も購入。
さらに「ユリイカ」1月号を手に取ると、特集が「翻訳作法」。それだけでも目が離せないのに、目次で岸本佐知子氏の記事「翻訳ぐるぐる日記『実録・気になる部分 』出張版」を発見しノックダウン。こちらも購入。
「広告」2月号の特集「文房具」がとても気になり立ち読み。明和電気の社長土佐氏がノートについて熱く語ったエッセイコーナーをはじめ、私の大好きな文具がたくさん取り上げられていて「買いだ!」と思ったのですが、外ではにわかに横殴りの雪が降りはじめていて、慌てたあまりすっかり失念。
帰途で思い出して後悔しています。
「シアターガイド」2月号がなぜか見つからず。
そして「invitation」2月号発売日は実は明日だったようです。
大形書店は久々だったので、反動が怖くて小説新刊コーナーには行きませんでした。
帰りは怒濤の吹雪。視界不良で大変でしたが、-2℃とそれほど冷え込んでいなかったのが救いでした。
なにはともあれ、「百鼠」にほくほくです。



<font size="-3">「百鼠」出版、続報。</font>

2005-01-06 07:05:18 | クラフト・エヴィング商會
過日ご紹介した吉田篤弘(クラフト・エヴィング商會)の新刊「百鼠」。
12月の段階では1月5日発売予定となっておりましたが、「ちくま」1月号によれば、予定より2日遅れの1月7日発売になったようです。
クラフト・エヴィング商會好きのみなさま、金曜は紀ノ国屋系の本屋へGo(笑)!



<font size="-3">「『考え方』が動きだす-佐藤雅彦研究室のアニメーション・スタディ-」

2005-01-04 03:00:30 | 佐藤雅彦
過日ご紹介していたNHK教育で放映の番組「『考え方』が動きだす-佐藤雅彦研究室のアニメーション・スタディ-」を見ました。
映像、ナレーションの言葉遣い、構成、どれをとっても全体的に佐藤氏の監修がゆきとどいているとおぼしき、非常にわかりやすい内容でした。
冒頭から心の師匠の御登場。思わず、テレビの正面で正座しながら観てしまいました。
そのオープニングから既にドキドキ。非常にエキサイティングです。結局最後まで動悸が止まりませんでした。


なかでも、しょっぱな、「Aの4分木」で大きな正方形が四分割された瞬間に泣きそうになりました。ツリーの意味が「わかった」瞬間、衝撃的なほど感動してしまったからです。まさに「概念の視覚化」。ツリー構造の持つ情報が位置情報として可視化されてゆく映像はたとえようもなく美しく感じられました。
数々の著作やインタビュー記事で佐藤氏の提示する概念の多くを把握してはいましたが、その概念を実際の映像として示されてみると、まったく思いもよらない感動が新たに生まれます。


私にとっていちばん衝撃的だったアニメーションは「信号」です。
プログラムの可視化という命題を表わしたこの作品は、向こう側からやってくる色の列として信号を表現したものです。言葉で説明するのは難しいのですが、いちおう形容してみます。写実映像と重なって信号のむこうにそれぞれ3色の帯が断続的に伸びており、その帯が信号へむかって流れてきます。青の次に黄、その次は赤、その次はふたたび青です。青と赤は長く、黄色は短い帯。それぞれの色が信号に到達したとき、信号はその色になります。つまり、信号の点灯時間を色の帯の長さで表わし、これから起こること=プログラムとして実写映像に重ねてみせたのがこの「信号」というアニメーション作品なのです。
信号が、決まった時間だけ決まった色に点灯する。その予定はあらかじめ決まっている。---よく考えればあたりまえのこと、なのですが、それを映像として示されると、まるで未来を見せられているような不思議な感覚を惹起されます。向こうから未来が迫ってくる・・・そのような気分になりました。なんとも不思議で感動的な力をもった映像に感じられました。
もうひとつ、衝撃だったのは「こうま算」というアニメーション作品。これにはただただ惚れ込みました(笑)。
四則演算、つまり+-×の計算を小木馬(数字)と出走扉(+)、落とし穴(-)、分岐(×)で表わした作品です。黒板上に数式が書かれ、「=」でストップします。続けて各項に対応するオブジェクトが配置され、計算スタート。扉がひらいて木馬が飛び出します。数式と並走するこうま算。あらたに扉から出走する小馬(+)、穴に落ちていなくなる小馬(-)。最終的に「=」に到達した小馬の数が数式の答として最後に書き加えられます。
「ルール」としての演算があって、一方で「トーン」の手法もふんだんに活かされていたためでしょうか、数学的であると同時に非常にドラマチックな要素を内包しており、そのまま傑作アート作品として充分に通用するのではないかとさえ思えました。もっと複雑な計算もぜひ見てみたい、そんな気分になりました。
「ロゴ・プロッター」の美しさにも惚れました。「計算通り」も、「functional arm」も大好きです。他にも、ここでは語り尽くせないほど好きな作品がたくさんありました。


脳科学でいうところのtaskを利用したアニメーションにもたいへん興味を覚えました。
ランダムに動く群点の中から、鑑賞者が意味ある図形を能動的に抽出することによって成立するアニメーション作品。人間がどのようにして「animation---動くもの」を認識しているかを知るための有効なツールになる可能性は高いでしょう。佐藤氏の提示した仮説は非常にエキサイティングです。
よく考えれば、世界という混沌から有意な事象を恣意的に切り取っているのが人間です。ノイズに満ち、情報の多すぎる世界から必要な情報だけを抽出することは生物にとって必要不可欠の能力だったのではないでしょうか。結果的に効率的な情報抽出能力が特化されていったのだと考えれば、今回示されたデータも納得のゆくものといえるのかもしれません。認識論と人間の知覚、人がどうやってものごとを知るのか---佐藤氏には佐藤氏ならではのやり方でこの根源的なテーマをぜひもっと追求していただきたい、そう強く思いました。


「広告批評」2003年7/8月合併号特集の対談で「どんな形になるかはわからないけれど、数理概念を表現した時にうまれる『表現』を追求してゆきたい」「『わかること』をわかることに興味がある。人がどうやったら『わかる』のかを知りたい」そういった主旨のことを述べられていた佐藤氏が、その言葉を着実に「かたち」にしていることがわかり、ここにも静かな感動を覚えました。
番組中で紹介されていた、研究室学生さんたち作のアニメーションはどれも素晴らしいものばかりでした。時を忘れてずっと見ていたくなるほどです。同時に、これらのアニメーション作品のエッセンスが同研究室監修の「ピタゴラスイッチ」に見事に活かされていることもわかり、感慨ひとしおでした。
研究室がこうして社会とつながってゆく、分類し難いだけに発表も難しいであろう分野の研究成果がきちんと世に出ている、そこのところに佐藤氏の偉大さを痛感しました。
きっとこの先、佐藤氏は新しい学問分野を構築・体系化するのではないか、私はひそかにそう確信しています。


※後日、この番組を簡潔に紹介したblog記事にゆきあたりました。
tsuru-turuさんの「Seed Design」より NHK「"考え方"が動き出す 佐藤雅彦研究室が生む新しいアニメーション」→こちら  です。
情報デザインという言葉を教わり、目からウロコ。
これで佐藤雅彦氏を説明しやすくなりそうです(笑)。