なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

これは一種のブラックジョーク

2011-03-15 22:24:17 | Weblog
 大きな災害なのに、私は根が不謹慎に出来ているのか、真面目な事にも「冗談」を感じてしまうところがある。
それと、「可笑しさ」と言うものが、例えばバナナの皮ですってんころりというのもそればかりでは飽きて来る、、、「ジワっとした可笑しさ」とか「何やら不釣り合いの可笑しさ」が好き。
 お笑い番組で其の場で大笑いするのも好いかも知れないけれど、どちらかと言うとその時は「?」でも、翌朝になって「そうかッ」トニヤッとするのが好きなんです。

 日曜日に近くの大型スーパ-の別館にあるベーカリーの前を通りかかった時もそう、、、大きな店舗にはパンの陳列棚がたくさんあって、いつもならおいしそうなパンが並んでいるのだが、この日は大地震の翌日と言うことなのだろう陳列棚には何もない。
 イヤ棚の隅にホンの一種類のパンが2,3個鎮座するのみだから、流石にこれは大地震の影響だと直ぐに理解できる。
 ところが、女子高生くらいの年恰好のアルバイト店員と言うか、超若い女子店員がナント4人何もすることが無いのに立っているのだ!!。
 ウーム、出勤して店に立っているのが彼女たちの仕事であったのだ。
 (昔なら、「暇でやることが無いなら窓ガラスとかショウウィンドウを磨け」といわれたものです。今はしういう事をやらない事は無いのでしょうが、やる時間が決まっているのかな?)

 マア、こんな事で内心の憂さ晴らしみたいなもの。
  月曜日にはブラックジョークを発見。
 
 仕事の帰りにある大型スーパーに立ち寄りました。
  無理だとは分かっていてももしも在庫があればと言うはかない望みと言うか、在庫切れ確認のようなものです。
 「懐中電灯」探し、もしくは蝋燭でも良い。
 断水は解決しそうですが、新たに計画停電と言う問題が出てきました。
  私自身がワークシェアーみたいな嘱託職員ですから、電力もシェアーに異存は有りません。
 こういう事態では避けては通れない。
  但し我が家には懐中電灯が無かった、、、どうしても見つからない。
 あるいはローソクでも良いのですが、これもまた無い。
  近所のコンビニにもスーパーにも無い、、、売り切れなのです。

 食料品とか懐中電灯・乾電池・ローソク、それにお米、ポリタンクなどは軒並み売り切れで、これはコンビニにも、家庭大工用品店、100均一店にも無い。

 一瞬嘗ての石油ショックの時を思い出しました。
  アノお時は「洗剤」「トイレットペーパー」それに容器不足の推測でカップヌードルまで異様な売れ行きだったと記憶している。
 その時は私はそれらを売る立場だった。
  勿論売り惜しみなど一切しないで、入荷次第に店に全部並べていた、、、なんでこんな売れ方なんだと内心驚きと呆れながら仕入れ・販売をしていた。
 今回は先ほどの商品に加えガソリン、、、近い将来に「笑い話」になれば良い。
 
 さてそのスーパーの表には宝くじTOTOの店がある。
  こういう世の中緊急事態の日にもボックスの中にオバサンがひとりいて、開店しているが客は誰も来ない様子だから節電では無いですネ。
 見方を変えれば、ある意味で「安全な国」の証みたいに見える、、、なにかあると暴動とか略奪が横行する国ではとても危険でこういうのは無理でしょうネ。
 そういう意味では初めに話したベーカリーの女子店員みたいなものとどこか共通したおかしみを感じた
、、、しかし、しかし宝くじボックスの外の壁にある貼り紙に「大当たり」と大きく書いてある!!。
 確かに私たちはみんな「大当たり」をくらってしまいました。