なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

見たいように見える!?

2011-03-25 19:30:46 | Weblog
 見たいように物が見えたら便利ですネ、、、でもそれに近い事は起こる。
  例えばマッチ売りの少女がマッチをするたびに家族の姿が浮かび上がって、一瞬ではあるが暖かい気分になるとか、反対の意味では怖い怖いと思っていると「幽霊の正体見たり枯れススキ」は裏返し。
 私の場合、先月近所の大型スーパーの庭のカワズザクラに集まるメジロの写真を撮りに行った時の事。
  目当てはメジロでしたが、実際にはヒヨドリとかスズメもやって来るし、足元の藪ではウグイスが啼いている。
 メジロはたくさんやって来るけれど、動きが早いのでカメラで追い掛けてピントを合わせるのが大変だし、せっかくシャッターを押せてもメジロの顔が花の影だったり、全体が日影に入っていて暗かったりするので、明るくて体全体が見えている形で撮れるかどうかは運見たいなところがある。
 何とか青空を背景に花もメジロの目にも焦点があっているのが数枚撮れました。

 ところで、メジロ以外に黒くて小さな鳥の写真が撮れまして、、、なにやら不思議な姿。
  ネットの野鳥図鑑で見てもはっきりしない。
 黒くて汚れたスズメのように見えるけれど、ミソサザイのようにも見えない事も無いように思う。
  これが期待混じりで迷路に入り込む入口のようです。
 ミソサザイかも→ミソサザイだと好いな→ミソサザイに違い無い、、、のようになる。
  多分これは骨董品などで偽物をつかまされて、大損害する構造かも。
 鳥の写真では大損害はしないから好いですが。
  野鳥に詳しい人に写真を見て貰うと、、、盛んに首を捻っていたけれど「スズメが濡れていて黒く写ったんでは無いのかな?」、、、『でも、その頃は晴天続きでしたが』。
 「もしミソサザイならもっと尾羽をピントさせるんだけど・・・」と言う事でチョン。

 しかし心のどこかに『でも、もしかしたら』と思っているのだから諦めが悪い。

 これって囲碁の対局でも、思い込みで「自分の都合の好いように見える」と似ている。
  どちらも都合の良いように見える・考える性格なんですネ。