なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

要らぬお世話?

2011-03-20 04:02:24 | Weblog
 大地震以降リアルは勿論ネット碁も打っていません。
  当地は大きな被害があったところから遠いので、揺れは酷かったもの命にかかわるような被害はありませんでした。
 勿論揺れているその時に足場の悪いところに居たり、高いところから物が落ちて来るようなところは別です。
 地震当時は事務所で仕事中・・・マア建物の横がJR京葉線の高架なのでその揺れには肝を冷やしましたが。
 そう言えば効果線を支える支柱の周りに鋼鉄のシールが巻いてあるのは、阪神淡路大震災を教訓とした補強工事だった筈ですネ。
 毎日見ていると忘れてしまいますが、もしこれが無かったならどうなっていたでしょうネ?
  大丈夫だったのか、どこかに損傷が出たか?、、、落ち着いたら検証して欲しいです。

 さて地震以来碁を打っていない。
  未曾有うの非常事態に囲碁など不謹慎だなどと言う意識は無いし、私の場合は地震二日後には公園に野鳥写真を撮りに行っている。
 意識としては、皆が深刻な事態に陥っている時に一緒に落ち込むような性格では無い、、、「どうしようもない時は笑ってしまうしかない」と言うような感じですから、恐らく周囲からは良くて「鈍感」悪ければ「不謹慎」だと思われている筈です。
 そんな私が、ザルキチの私が打っていない。
  ネット碁なら囲碁を楽しんでいるかどうか分かる筈は無いのに、、、(分かったからと言ってどうという事も無いが)。

 ネット碁に入場はしている、、、毎日入場して観戦はしているが実戦は無い。
   もしかしたら自分の中で「打ちたい」気持ちが「打つ」というところまで行っていないだけなのかもしれない。
 ともかく観戦はしている。

 観戦と言えば、、、。
  自分の中に野次馬的なところを感じてしまい、思わずクスッと笑ってしまいます。
 と言うのは、例えば上手同士の対局なら進行を見るのに「そういう風に打つものなのか」と見せて頂くのが、下手同士の碁だといろいろ批判めいた事を考えながら見てしまう。
 自分の棋力を考えれば「50歩100歩」なのにと思いながら、、、。

 マア、ネット碁ですから観戦しながら何を言おうと対局者に聞こえはしませんが、、、もしこれがリアルだったら小さな呟きでも、あるいは動作にも気を使わなくてはいけないでしょうネ。
 例えば、重大な手がある場面で両者がそこに気がつかずに進行している場合、、、。
  「じれったい」などと思いながら盤側で見ているのはダメですから、私の場合は他に用事が出来たふりをしてそこを離れる。
 でも、もしかしてそれだってわざとらしくて対局者に何かしらのヒントになる危険だってある。
  多分、そこに居てフリーズ状態で見るにが良いのかも知れません、、、が、でも何も考えずに観戦すると言うのは難しいし、感じた事が100%表に出ないと言うのも難しい。

 先ほど観戦した碁、、、私より下手の人が更に下手の人に3子置かせて打っている。
  途中からの観戦なので中盤に至る経過はよくわからないが、ヨセに入ってミスが目立ちました。
 中盤と違ってヨセの場合は計算と言うか、手順を考えて打つ事が出来そう、、、ある意味ではそういう事が出来るかどうかが上手と下手の差の一つでもあると言えるかも。
  ともあれ両者ヨセの順番が???。
 もしこれを実戦で見ていたら、、、
  マア細かなところでどういう転び方をしても勝敗に影響が出ないかもしれませんが、でも手順を尽くしていないと言うのも居心地が悪いものです。

 仮に、もし何か漏らしてしまったら?
  昔リアルでM田先生の口癖を思い出します:「教えてくれって頼んでも居ないのに、教えたがる奴がいる!」。
 確かに「楽しければ良い」のだから「要らぬお世話」ナ場合が。