なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

和尚の昼寝

2011-07-05 00:08:46 | Weblog
 仏様に仕える和尚様でさえ暑い季節は昼寝をしなくてはいけない、、、と言う話ではありません。
 それと、最近たまに見かける有髪のお坊さん!、、、坊主と言う言葉と有髪では矛盾しているので、どうも見ていてしっくりしない。
 マア私は仏教とでは無いし、だから私の葬式は仏式ではやらないように遺言する予定なので、文句を言う筋合いではないから、受ける印象の問題です。
 いろいろな宗教がある中で、「プロ」の仏教徒だけは坊応主頭、、、場合によっては尼さんだって坊主。
 しかし、信じることは心の中の問題であって、外見は関係無いと言われれば「ごもっとも」と言うしかないので、マアご本人の自由でしょう。
 それでも、お坊さんがパーマをかけたり髪を染めたりしたら、、、チョット引きますが今のところそこまで飛んだ坊様は見かけない。
  ともあれ「和尚の昼寝」の和尚様のイメージは山寺とか田舎のお寺の和尚さんのイメージで、年中暇?で碁を打っているイメージ。

 私がまだ初段になったかどうかの時代、横で打っていたH瀬さんの得意の台詞がコレ。
  局面がH瀬さん有利になったと仮定します。
   当然相手は少々無理でも挑戦的な作戦になることが多いのですが、こういう時に得意の台詞「碁は勝ちと見て和尚の昼寝」が出るのです。
  要するに別の台詞で言うと「金持ち喧嘩せず」に近いか。
 折角有利な局面で挑発に乗って訳の分からない事になってはいけないという戒めでしょうが、言われた方は多少ムッとする局面でも有る。
 「エッ?自分が有利だと思っているのですか」と言葉に出して言う人もいるくらい・・・
もしかしたら、半分は相手を心理的に揺さぶる挑発かもしれない。
 
 アマ・ザルの場合言葉で、どちらが有利か争う・・・
  最後まで鵜てば自ずと結果は出るし、強い人・プロなら自分の判断を信じて人の言葉に惑わされないだろうし、その前に曲中で形勢に関する事は言わないでしょう。
 従って、この言葉自体アマ限定の台詞と言うことです。