⑥仁義なき中国のハニートラップ:日曜限定版 230402情報
それでは日曜日限定、中国のハニー・トラップの罠に落ちた人の第六弾です。今回が最終回です。
ハニートラップというのは非常に古典的なスパイの手法なのですけれども、実は非常に有効です。中国四千年の歴史、以来ずっとこのハニートラップの技をずっと磨いてきたわけです。実はこれは何もアメリカの政治家だけではありません。
実は2008年に当時のイギリス首相であるゴードン・ブラウン氏が中国を訪問しに行って、その当時のブラウン首相の補佐官も一緒に付いていたんです。
第74代イギリス首相(2007年~2010年)。労働党。左翼新聞編集長、庶民院議員、財務大臣を経て、ブレア内閣の後を継ぎ首相に就任した。左派急進派。
その補佐官は中国に行くと、自分の証言なんですけれども、いきなり美人の軍団と出会って美人たちに囲まれちゃったんです。そしてあっという間に陥落したそうです。(英訪中団ハニートラップ事件)
【英訪中団ハニートラップ事件】2008年1月にブラウン首相が企業団を引き連れて初訪中した際、 首相特別補佐官が中国人女性とホテルで一夜を過ごした直後に携帯電話と書類を「紛失した」事件。 典型的なハニートラップ事件として話題になった。
ブラウン首相はこの訪中で中国政府系投資ファンドによる投資をアピールした。彼の証言によると、「おそらく薬を飲まされた」とか。目が覚めると、ホテルのベッドの中ですべての情報を抜き取られたそうなんです。これもまた非常に便利な口実ですね。
美人軍団に勝てる政治家はいったい何人いるのでしょうね。実は日本でも、日本の元首相である橋本龍太郎は、中国の女性通訳と非常に深い関係を持った(中国人女性通訳ハニートラップ事件)というのは周知の通りなんですけれども、そのことは台湾にも当然あるんです。
【中国人女性通訳ハニートラップ事件】1980年代、当時自民党幹事長だった橋下龍太郎に中国衛生部の女性通訳がハニートラップを仕掛け、中日友好病院などへの無償援助を取りつけたとされる。
アメリカにできることは台湾にもできないはずがありません。実際私もよく昔よく東京でいろんな討論会とかあるいは外務省の外郭団体が主催する勉強会に参加したりしていました。その場で必ず中国人の留学生が出たりするのです。そしてその講師は大体政治家とか官僚とか。そのあとの懇親会で、彼女がいいように積極的にその人に接近するという何度も聞いたことがあるんです。
その中の一人がなんと、その後にですね、中国政府が出資している香港のフェニックステレビ局のアナウンサーになっている。ということは、中国共産党とつながりがある人間だということなのですけれども、そういうことも結構あります。
【フェニックテレビ 鳳凰衛視】香港の衛星放送メディア。人民解放軍出身の劉長楽が会長兼CEOを務める。ロンドン、ロサンゼルス、東京に支局を置き、日英放送など国際展開している中国プロパガンダメディア。
だからくれぐれも皆さん、もし中国人留学生から日本語を勉強したいと言ってきたらですね。まあできれば、奥さんも監督の下で教えたほうが安全ではないかと思います。
ちなみに台湾でも、当然ハニートラップによって情報を抜き取られるというケースも多発しています。だからつい最近、蔡英文政権になってようやく、民進党もある意味でスパイ防止法みたいな法律を成立させて、それでもまだ不十分なのでいろんな法律をまた追加して補強するようになっています。
【反浸透法】台湾政府が2020年1月15日に施行したスパイ防止法。中国を念頭に国外の敵対勢力による選挙運動、政治献金、ロビー活動、社会秩序の破壊、選挙介入行為を禁じた。違反者には5年以下の懲役及び約3600万円の罰金が科せられる。
しかし日本ではいまだにスパイ防止法が存在しません。だから日本は中国人スパイにとってはまさにまさにスパイ天国です。どんなことをやっても捕まることはまずないでしょう。だから日本の政治家は結局、同じようにこういう美人スパイに弱いです。しかも日本の政治家は外遊大好きです。みんな一挙に何百人単位で、場合によって何千人単位で中国詣でに行ったりするわけです。
【2015年5月の訪中団】自民党:二階俊博氏が3, 000人の旅行業界関係者を従えて行った「中国詣で」。
そして中国ではいろんな接待を受けるんです。中国で接待を受けたことのある政治家は、ほぼ間違いなくハニートラップかマネートラップに引っかかっていると考えたほうがいいと思います。ですから頻繁に中国に行ったりするような政治家は、基本的には信頼できません。今回のことによって、アメリカの民主党がいかに中国マネーあるいは中国の女性によって腐らされているかということは、分かると思います。
今回のこの報道はまだこれからいろんな続報が出てくると思います。実は場合によって、民主党のかなりの上層部も関連している可能性もあります。
ではここまで。ごきげんよう。
(第一弾 ブッシュ・ファミリーに切り込んだ中国の手口)
(第二弾 ロンドン副市長:「まさか自分が騙されるとは…)
(第三弾 フランス製薬会社の上級研究員の場合 他)
(第四弾 日本人上海領事・自殺事件「私は国を売ることはできない…」)
(第五弾 アメリカ人22人を骨抜きにした中国人“ 留学生 “ の正体)
お問い合わせ先 akaminekaz@gmail.com【コピペしてください】
FBは https://www.facebook.com/akaminekaz