少し前から、気になっていた手芸で
ダーニング
ダーニング…とは、
穴の空いた衣類を繕う、イギリスが発祥の修繕方法。
日本で言えば、刺し子や継ぎ接ぎ…かな。
物資の乏しい時代、
農民の知恵で生まれた繕い。
擦り切れた生地や、綻びを
時間と手間と生地への愛着で
繕った技法は、
貧しさゆえに必然的に生まれた修繕技法だったのかもしれないが、
今や日本の伝統技法となっている。
最近SDGs…が叫ばれらようになり、
より物を大事にするようになった。
このダーニングも2〜3年前から目につくようになったのも、SDGs…って事だろう。
日本の刺し子とは違い、カラフルな糸を使い、
繕いをデザインとしているところに興味が湧いた。
小さかった頃、
母がズボンの穴を塞いだだけの、
大きな膝当てをして履かせてくれたが、
こんなカラフルなダーニングで繕ってくれいたら、
この思い出も、もっと楽しいものになったのかも…と思う。
YouTubeを見ながら、
(最近は便利だね!)
技法の順番を学んで、
最初にブローチを作ってみることにした。
YouTubeを見て知ったのだが、
ダーニングと言っても、いろんな技法があるんだね!
まぁ最初だから、簡単な技法で…
10センチの刺繍枠にブローチにする布を挟んだ。
(衣類などの補修にはマッシュルームという特殊な道具を使うようだが、
意外と高価…だ。)
糸は専用の糸もあるらしい…が、
毛糸や刺し子の糸など、用途に合わせて、
何でもいいらしい。
私は手持ちの刺繍糸3本どりにして…
最初に縦糸。
糸一本分の隙間を作って刺すらしいが、
それが、広くなったら狭くなったり…
次に配色を考えて横糸。
縦糸を一本づつ、交互に拾っていく。
要するに機織りと同じ。
ただ糸の詰め方がうまく行かず、
細かいから余計に難しい。
私は初心者なのに、細い刺繍糸3本どりにしたのは、
無謀だった。
せっかちな私には、
もっと太い糸とか、毛糸の方が良かったのかも。
こんな小さなものに丸1日かかって、
やっと夜になって、
ブローチに完成した。
手こずった刺繍糸だが、
出来上がると、光沢があり上品な仕上がりになった…と思う。✌️
早速 次の宮水学園につけていこうかな…
ランラン