きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

ポータブル便座

2014-03-13 14:51:44 | 田舎日記

先日、市の包括支援センターの人と、相談して購入した ポータブル便座が届いた。
何でもそうだが、1度経験してみないと分からないことが多い。
介護用品の購入にも、色々と規制が有る事が利用して初めて分かった。

カタログを見て、父が気に入った便座は、14万円余りで、
暖房とウォシュレットの付いた木製のものだった。
金額の9割は介護保険が適用され、自己負担は1割で済む。
ところが、利用限度額が10万までで、それを超える額は自己負担になるそうだ。
それに、購入できる便座の種類も、本人の介護度や病状によって規制が有った。
父は、心臓に病気が有るので、暖房付は許可されたが、
ウォシュレット付は、もっと重症の人が対象で、購入できなかった。

市の人が勧めてくれたのは、8万円のプラスチック製の便座だった。
市も、きっちり安い方を勧めてくる。
掃除がしやすい事や、ベット脇に置くことを考え、小ぶりなこの便座に決めた。
業者から少し値引きが有り8万円が7万円になった。
一旦、全額を支払って、領収書を市に提出すれば、9割が払い戻されるので、
自己負担は、7千円で済む。
やっぱり介護保険は悪くない。

不幸な事だが、父がこんな状態になって、
介護保険の有りがたさを実感した。



コメント
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