島根の木彫り教室から頼まれていた、作品サンプルが、
やっと完成した~!
昨日は、前日に彫りあがったサンプルに、サンドペーパーを掛け、
塗りをして、ニスで仕上げた。
何とも強行スケジュールだったが、良いお天気が味方してくれ、
段取り通り順調に進み、今日、宅急便で送る準備が出来た。
約束していた日より、1日でも早く送付したいと、随分急いで彫ったが、
私の気持ちを焦らすように、木は硬かった。
木材は、朴の木だったが、この木は柔らかく彫りやすいので、
木彫や版木としてよく使われているが、
木の場所によっては材質の硬い部分が有る。
一見して、木の色の暗い所は柔らかく、白い所は年輪もはっきりしていて硬い。
今回、彫った花水木の花は、花弁の反りや返りが特徴で、
(正確には、花弁に見えるところは総苞で、花芯に見えるところが花弁のようだ)
簡単そうに見えるが、難しかった。
塗りは着色をせず、1色で全体を塗った。
その方が、細かく彫った花弁の表情が、良く出るかな・・・と、思って。
今回の作品は、中にロールペーパー(トイレットペーパー)を入れる棒が有り、
その棒に通したペーパーは、上部の取り出し口より引っ張り出して使用できる。
リビングのテーブルの上や、TVの横に置いてもらっても、
中がトイレットペーパーだとは思えない、
素敵なインテリアに見えそうですよ。