きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

すなご染め体験ツワーのお手伝いに!

2015-11-21 18:25:29 | 染色
朝4時に起き
身支度を整えると、いつもより少し念入りに化粧をして、
6時半に家を出た。
8時5分の香川行きの高速バスに乗り、高速志度で降り
タクシーで佐竹先生の家に着いたのは、11時前。

コトバスツアーと香川大学の若い学生さんがコラボして企画した
「日帰りバスの旅、地元再発見の旅」と言うのがあり、
そのバスツアーも13回目となっていた。

今回は、そのバスツアーで、
佐竹藍月先生のすなご染めを体験していただく事になり、
私は、そのお手伝いを仰せつかったのだった。

お昼前から、香川のIさんとMさんが、お手伝いに来られ、
先生と、染色工程の確認や、打ち合わせをしたが、

1度に30人もの人がアトリエに入り、
2時間という時間内に1枚の染めを完成できるだろうか?
不安だらけだった。



1時半にバスは到着、参加者は28名

香川大学の学生さんから、80歳まで、年齢もバラバラ、
男性の方も1人参加されていた。

今日体験して頂くのは、
「ファンタジックすなご染め」
顔料を使い、優しい色合いでハンカチを染めていただく。


ハンカチを屏風畳みにして、三角に折るところから説明し、
顔料を溶かした液に、ハンカチを浸し、まずは1色目を染める。
余分な染料は、拭き取りながら、2色目を染め重ねる。
三角の角に、ポイントに色を染める。
後は、広げてアイロンを掛け顔料を固着させると完成

少し場所が狭くて、移動もままならない。
ワイワイガヤガヤ、満員電車みたいだったが


折りたたんだハンカチを広げ
「キレイ‼︎」と、歓喜の声が上がり始める。

同じ折り方で同じ色を使っても、
それぞれ個性的で独創的な、その人だけの作品が次々と生まれて行った。

少し時間に余裕があったので、
もう1つステップアップして、
すなごの庵治んこ染めを体験していただいた。

3時半、ツワーの皆さんが帰られ、後片付けを済ませ、
暮れ始めたバス停から、帰りのバスに乗った。

久し振りに忙しい1日だったが、
数年前まで、某カルチャースクールで講義していた時を思い出し、
楽しかったぁ~~~!

朝4時起きの身体は疲れているはずなのに、
心は、疲れを感じていなかった。
むしろ、父の介護疲れで重かった心が、フワフワと軽くなっていて、
久しぶりの充実感に、このまま満たされていたい…と思っていた。

家に着いたのは8時過ぎ。








コメント
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