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きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

美人画を彫るNO4

2016-10-10 16:53:09 | 木彫り
3️⃣日本髪を彫る

下絵をよく観察して、
顔の左の髷と右の髷と、頭の上の髷に3分割して、彫りを考える。

左の髷は、顔の半分までの高さに掘り下げ、丸める。

頭の上絵の髷は、周囲の角を落とし、丸める。
平面は掘り下げないで、大きくふっくらと仕上げる。

櫛の上部は、角を整えるだけで、彫り下げない。
櫛の上部から、櫛の目の付近に向かって斜めに彫り下げる。

かんざしは、下絵に沿って印刀で切り込みを入れ、彫り下げ、
再度、印刀で切り込みを入れ、彫り下げる…を、繰り返す。

細かいので、一気に彫り下げずに、ゆっくりと丁寧に、
欠け無いように気をつける。

細かい所は、印刀の先を上手に使って彫る。


カレンダーの美人画を写して彫ったのだが、
ネットで調べると、
髪型を、間違って彫ってしまったようだ。

彫る前に、調べれば良かったのに、
後の祭りだ。

仕方ないから、このまま仕上げましょう。

喜多川歌麿さん、ごめんなさい。m(_ _)m

追記
絵をよく見ると、
風流化粧鏡と書いてあったので、
ネットで調べると、
喜多川歌麿作ではなく、
玉川舟調作のようだ。







コメント
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