6️⃣着物を彫る
細い指や小さな顔に比べて、体はふっくらと丸い。
遠距離感の無い平面的で、簡素化された線なので、
どこが下がって、どこが上なのかよくわからなくて、
迷いながら彫った。

見直すたびに、ここはこうだろうと思っていたことが、
違うように見えてきたりもする。
大方は想像で彫った。
最初の段階で、奥と手前と、その中間と、
3段階に高さを荒彫りしていたので、
ここでは細かく掘り進めていく。
袖のドレープは、浅丸刀や印刀、三角刀で彫る。
ドレープの大きさで、使う丸刀や浅丸刀の大きさを変える。
襟の重なりや袖口の重なりも段差をつけて、印刀や平刀で彫り、
重なりの多いところの木端は、綺麗に印刀や平刀で、削って置く。
帯も、ヒダを寄せながら、丸刀や三角刀で彫る。

細い指や小さな顔に比べて、体はふっくらと丸い。
遠距離感の無い平面的で、簡素化された線なので、
どこが下がって、どこが上なのかよくわからなくて、
迷いながら彫った。


見直すたびに、ここはこうだろうと思っていたことが、
違うように見えてきたりもする。
大方は想像で彫った。
最初の段階で、奥と手前と、その中間と、
3段階に高さを荒彫りしていたので、
ここでは細かく掘り進めていく。
袖のドレープは、浅丸刀や印刀、三角刀で彫る。
ドレープの大きさで、使う丸刀や浅丸刀の大きさを変える。
襟の重なりや袖口の重なりも段差をつけて、印刀や平刀で彫り、
重なりの多いところの木端は、綺麗に印刀や平刀で、削って置く。
帯も、ヒダを寄せながら、丸刀や三角刀で彫る。
