おばあちゃん帰らんといて…

孫と過ごした16日間のたのしい日々を

お土産に、

朝10時の高速バスに乗った。🚌

冬晴れだが、底冷えのする冷たい朝、

昨日の夕方

大きな雹が降り雷雨があった。

孫たちは、面白がっているのか、

怖がっているのか、

キャーキャーと声をあげていた。

そんなことを

思い出しながら、車窓から空を眺めていた。

青い空に、綿菓子のようなフワフワの白い雲、

手を伸ばせば、摘めそうなくらい低い。

孫と一緒なら、

あの雲は、パンダの赤ちゃん。

あの雲は、竜の顔…と、

動物を探して、遊んだだろう…

昨夜、一緒に寝る最後の夜、

真ん中の孫は

「最後だからおばあちゃんの布団で寝る」…と布団に潜り込んできた。

一番下の孫は、

「おばあちゃんは、僕の側に100年一緒にいないといけない」…

これは孫が作った憲法だといった。

今朝は、7時に学校に行くまで、

「おばあちゃん帰らんといて…」と、

かわいい駄々をこねて、

それが敵わないと分かると、

「今日帰って、明日来てくれる？」と、

言い残して

学校に行った。

今度、いつ会えるかな、

コロナ次第だが…

3回目の接種が、夏迄に出来れば、

夏には来れるのか？

次々と変異していく

見えないコロナウイルスと、

どう付き合っていけばいいのだろう。

基本、マスクと手洗いをしていれば、

防げるものなのか…

帰り際、息子が、抗原検査キットを渡してくれた。

「使うことはないと思うが、

万が一の為に」…と、

やはり、長時間乗る高速バスは怖い。

幸い今日は

乗客6人…

誰一人喋る人もなく…

車のエンジン音と、風を切る音だけが

響いている車内で、

じっと身を硬くして座ったいる。

後１時間、

私も身を硬くして、座っている。

(ぬいぐるみが半分以上を占領した

一番上の孫のベット)

」