1月21日は、今年最初の染色のお稽古日。


少し色が落ち着いたが、

(帆布のカバンも染めた。)
寒い中、遠くからMさんが来てくれた。
お稽古を始める前から、
10日に亡くなった先生の話。
胸に詰まっていた先生への思いを、
吐き出すように喋って…
その為、大事なお稽古の時間を潰してしまった…が、
先生の思い出を、
共有できる友達も、そう多くはいない。
喋ることで、また思い出しては、
胸が詰まるが、
先生に託された思いを大切にして、
前に向かって進もう…と思う。

Mさんとの今日の染色は、
Mさんが持って来られたパンツの染め替え。
👖
パンツの裾に、漂白剤を飛ばし、
ポツンポツンと、色が抜けてしまっている。
これを目立たないように染め替える。
パンツにシワを寄せ、
ゴムで括って、
全体を叢雲染めにする事にした。
パンツの色が、赤みの掛かった黒なので、
焦茶に黒を混ぜたスレン染料で染めた。
一度出して、広げてみると、
黒と焦げ茶と、ベージュのコントラストがはっきりし過ぎ、
派手な迷彩柄になった。

色味を少し抑える為に、
シリヤス染料のグレーを
全体に染め重ねてみた。


少し色が落ち着いたが、
これはまだ濡れた状態、
乾いたら、また様子が違って来ると思う。

(帆布のカバンも染めた。)
飽きたら、また染め替えられる。
何度でも染め替えられるのが、
染色のリメイクの良いところ…だと思う。

Mさんが帰った後、
私もポーチの型染めを、
久しぶりに遅くまで、頑張った。👏👏👏