先日 染料などの材料を保管している物置の奥から、
(持ち手は本皮で)
(木酸鉄での筆書き)
(内側にマグネットホックを付けて
柿渋液を見つけた。
いつ買ったのかも定かで無い…昔の物。
柿渋染めは、染め→天日干し…を何度も繰り返す必要があり、
買っては見たものの、面倒になったのだろう。
取り出してみると、未使用のままだったので、まだ使えそうだった。
手元にあった帆布を染めてみることにした。
最初はボールに入れ布をよく揉み込んでみたが、
帆布が硬い分 揉み込むことで、
シワが付きやすい。
そのシワがムラに染まってしまった。
何度か、気をつけながら染め重ねてみたが、
一度染まったムラは、
元には戻らない様だ。
4度目染めるときに、伸針を張って
刷毛染めにしてみた。
最初からそうしておけばよかった…のに、
手抜きした代償は大きいな
柿渋染めは、柿渋の中のタンニンが
天日に干すことで、反応して色を濃くする
後半は良いお天気が続いたので、☀️
三日ほど十分日光を吸収して
いい感じに染まってくれた。
これに木酸鉄で模様を付けた。
木酸鉄は薄める割合を変えて筆書きをした。
いつもなら、光沢バインダーを塗布して、仕上げるのだが、
このままの素朴さがいい。✊
(持ち手は本皮で)
(木酸鉄での筆書き)
(内側にマグネットホックを付けて
ポケットもたくさん)
化学染料なら、1日で染まるのだが、
時間をかけ、お日様に任せて、
ゆっくり ゆっくりと色を育てていく…のも
いいかな…と思えた。
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