シケ刷毛で虹を描く…

昨日は暖かかった。

なんと気温は20度！

4月中旬の気温だそうだ。

本格的な春になる前の、助走期間は、

1日で4〜5度の気温差の上下があるのは

常で、

わかっているけど、

体も脳もついていけない。

それでも、寒がりの私には、

暖かくなるのは嬉しいが、

花粉が…

もう目の周りが痒い！

昨日は、Mさんが1週間早く

染色のお稽古に来られた。

先月から始めたタペストリーの制作の続き。

家で地球を描いて来られていたので、

今日は、その周りに虹を染める。

虹の色の順番は？

どうだったっけ

知ってるつもりでも、聞かれると自信がない。

ネットで調べて…

紫　紺　青　緑　黄色　オレンジ　赤

シケ刷毛で地球の周りに筆書きすることにした。

シケ刷毛は、あまり使う機会がないので、

きれいな線を描くには

少し練習が必要。

少し練習して、いざ本番。

…が、

なかなか頭の中のイメージ通りには行かないもんだね。

(写真の撮り方が悪くて、

ブルーやグリーンしか写っていないけど、

周りにはオレンジや赤も染めている。)

先月地球の周りをブルーで地染めしたので、

黄色で描くと緑になり、

オレンジで描くと茶になる。

これは…

大きなミスだったな。

シケ刷毛できれいな線画を描くのも、

1〜2分の練習ではうまく描けるわけがない。

これも、シケ刷毛を舐めていたな

Mさんは、

もう一度やり直そうか？…とも言っていたけど…

そもそも、試作なしで、本番は…無謀といえば、無謀だけど…

私も時間がないから…を言い訳に、

ぶっつけ本番をやってしまう。

今日は、うまくいかなかったが…

うまくいかなかった時こそ、

勉強になる…筈。

自分のイメージに、自分の技量が伴わないのが原因だ。

もっと勉強するしかないね。

73歳…今日が一番若い！

型染めのエコバック

暖かい日差しの降り注ぐ窓の外を、

恨めしく思いながら、

昨日も一日中、部屋にこもって染色をしていた。

3月31日からの展示会の作品は、

まだ予定していた数が染められていない…のに、

一昨日、愛知川のれんアートの応募資料が届いて、

私の心は、

一層急かされたように、

ザワザワと荒波が立ち始めた。

やばい！やばい！

時間が足りない…と、

あたふたしている暇はない、

まずは行動…と、

昨日は、2年前に作って、

評判の良かったエコバックを３枚、

完成させた。

3日前から、

生地を染めようと準備を始めていたのだが、

肝心の型紙が見つからない。

捨てるはずはないと…

探しても探しても…

型は出てこない。

これ以上、時間はかけられない。

諦めて、

新しく型を作ることにした。

型を掘り、糊置きをして、スレン染料で染める。

乾燥後、色抜きした所に、

色差しをする。

持ち手や底布は、別の色で染める。

そして昨日やっと縫製。

畳めばこんな感じ。

いざ縫製を始めると…

2年前に書いたメモが雑で、

細かい指示が書かれていなかった。

変わった形と、変わった縫い方だったので、

思い出しながら…

ここでも、また余分な時間が掛かってしまった。

そして　短い1日が終わった。

技法 ファンタチック染

昨日は気温が15度もあり、ポカポカ陽気だったが、

今日は5度も低くなり、

昨日の暖かさを知った身体には、

肌寒い1日となった。

それでも、

暖かさを待っていた街路樹の枝先の蕾は、膨らみ始めている。

三寒四温…春は、少しづつ近づいて来ているよ。

数日前から染めていたのは、

シルクのミニスカーフ。

ファンタチック染め。

この技法は、染色すなご会のオリジナル技法で、

染色を習い始めた初期に学んだ技法。

折りたたんだスカーフを染料に浸し、

色の流れるままに染めるので、

二つと同じ模様にはならない。

淡く混ざり合う色や、

花が咲いたような模様が気に入って、

たくさんある技法の中でも、

よく登場する技法だ。

55cm角のミニスカーフは使いやすく、

首に巻いても…🧣

バックの持ち手に結んで、

アクセサリーにも…👜

今、こうして楽しんでいる人多いですよね✊

春色が似合う季節も、

もうすぐ…🌸🌸🌸