あきまさブログ

日々平安なれ

棋聖戦

2016-01-15 | 日記
今日は晴れ。

寒いですが日差しがあたるところは暖かです。

囲碁棋聖戦の第一局が昨日から始まりました。
井山対山下。
最近はこのお二人の対決が多いです。
昨日はさして戦闘場面はなくて終了しました。

夏樹静子「贈る証言」読了。
弁護士朝吹里矢子のシリーズです。
全五編の短編がまとめられています。
この本は前から本棚に在庫していたのは承知していましたが、読んだからとして手を伸ばしませんでた。
今回借りて読み始めましたが、初めてじゃないかと思いました。
そうではないのでしょうが、初めての気がするくらい記憶にはありませんでした。
『相続放棄の謎』
相続にはプラスの相続もあればマイナスの相続もあります。
マイナスとは、借金が残っていれば相続人はその借金も相続しますし、連帯保証も相続するのです。
何が何でも、では相続人はたまりませんから、そんなときは相続を放棄することが出来るのです。
そして、放棄には三か月と期限が定められています。
それらのことを踏まえた物語。
遠縁の人からの遺産をもらったのだが、それは連帯保証の請求で分かった。
縁の近い人は借金があるのを知っていて相続放棄していた。
そんなの聞いてない、と言えるかどうか。
それから朝吹里矢子弁護士さんの出番です。

他のお話も面白いものです。

棋聖戦はほかの人の碁を見たりして見逃したところは多々あります。
今回の投了場面もそうです。
テレビを見ている間に山下さん投了していました。
何だか高尾さんの囲碁のようです。
蛇に睨まれた蛙のようで、手も足も出ないで飲み込まれてしまう。
そんなに無理しなくても良いんだと思うんですがねえ。


Iさんから送られた『知多岡田の蔵』です。